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名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

ホテル雅叙園東京・百段階段「和の灯り✖️百段階段 2023 極彩色の百鬼夜行」+MySQL Innovation Day Tokyo 2023(8/28)

土曜日(8/26)に東京に来て日帰りしたばかりですが、1 日あけてまた遠征して来ました。

ホテル雅叙園東京・百段階段「和の灯り✖️百段階段 2023 極彩色の百鬼夜行

MySQL Innovation Day(後述)への参加を決めた後「どこか立ち寄れる場所はないか?」と探していたところ、月曜日も開館している場所として雅叙園の百段階段を見つけました。

www.hotelgajoen-tokyo.com

百段階段は過去に何度か来ているのですが雛飾りの時期ばかりで、夏に来るのは初めてでした。

不思議な感じでしたが鮮やかでした。

こちらはお土産。

MySQL Innovation Day Tokyo 2023

www.oracle.com

余裕を持って移動したら少し早すぎました。

yoku0825 さんも通常席(?)に座られていたというのに…?


最前列に一人座っていたので後ろの様子はなかなかわかりませんでしたが、MySQL コミュニティの常連の皆さんはいつもより少なめだったようです。

実際、yoku0825 さんのセッションがタイムテーブルに入っていた以外に、それほど目新しい情報はありませんでした。

バージョンアップサイクル(現時点の仮置き含む)は少し前に出たこちらの記事のとおり変わりありませんでしたし。

正直いうと、最近の MySQL が進んでいる方向性が既存ユーザーのニーズと合っているのか微妙な気がしているのですが、

もしかすると、こういう些細な「分かりづらさ」がボディブローのように効いてユーザー離れを加速させないか、ちょっと心配ではあります。

細かいですが、バージョン番号の 1 つ目の数字(メジャーバージョン)がインクリメントされるのと 2 つ目(マイナーバージョン)がインクリメントされるのでは見たときの印象が違うので、受け止められ方は Java と違う気がします。


いま既存のコアなユーザーに対して力を入れてアピールするとしたら、MySQL 5.7 → 8.0 の壁を乗り越えるための支援でしょう。そのあたりの層は MySQL の「性質」を熟知しているので、HeatWave が欲しいか?というとちょっと違う気がします。

Innovation Day Tokyo でも「サポートを契約してもらえれば支援しますよ」というアピールは行われていたのですが、自力で取り組む層に対して MySQL Shell のアップグレードチェッカーより手厚いものを提供したほうが良いんじゃないかな…という気がしています。

(余計なお世話かもしれませんが、HeatWaveHeatWave で、yoku0825 さんのセッションでコア層を呼んで訴求するのではなくて、もうちょっとライトな層(MySQL の性質を知らずに分析・集計クエリを流そうとしてしまうような人たち)に訴求したほうが…)


MySQL 8.1 の新機能として紹介されていた機能のうちのいくつかは 8.0.34 でも導入されているという、ちょっと「見切り発車」的な流れに…?

繰り返しになりますが、こういう些細な分かりづらさがユーザー離れを引き起こしかねない、という気が。

MySQL 8.1 をどう受け止めるか。現時点の結論は、

と、中の人もおっしゃっていますが、まあそういうことですね。


そんなことを言っておきながら個人的には HeatWave には期待(そして 8.4 まで待てない以上 8.1 〜 8.3 にも期待)しているわけで、

このあたりとか、マニュアルの制限事項として書かれている内容がそもそも「どう制限されているのかが分かりづらい」点についての改善をお願いしておきました。