構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

JAWS-UG 名古屋 「CodeCatalyst 勉強会(ハンズオン)」参加(9/26)

世良さん主催回、前回に引き続きハンズオンを企画されました。

jawsug-nagoya.connpass.com

すでに周知のとおり AWS が CodeCommit などの新規利用を停止したので、その代替サービスとして AWS が提示していたものの 1 つ、CodeCatalyst のハンズオンでした。

まずは事前説明

開始!

なんと世良さんも横浜に!

(引っ越しが完了しない中でのハンズオンおつかれさまです)

とりあえず(CodeCommit と同時に新規利用を停止した)Cloud9 の代替となる機能こそ無いものの、(CodeCommit では少なくないリクエストを受けながら実装されなかった)Issue 管理も実装されています。

ハンズオンスタート

ここからしばらく X へのポストは無しです。

シナリオに合わせてひたすら手順を進めます。

github.com

(参加されたみなさん、⭐︎を!)

個人的には、11. のところで IAM ロールを新規作成して割り当てを忘れて先に進めてしまい、12. でワークフローの冒頭からエラーになっていたのにしばらく気づかず時間をロスした以外は順調に進みました。

yaml ファイルのロール定義 2 箇所にロール名を記入してワークフローを再実行したらうまくいきました)

事後の解説

ハンズオンが進んだところで事後の解説。

CodeCatalyst のサービスの立ち位置などについて説明がありました。

最近業務では Azure しか触っていない世良さんw

リソース削除開始時間が到来したところで

私のワークフローがようやく完了しました。

リソース削除も間に合いました。

ありがとうございました!

次回は

いよいよ同僚主催会!

jawsug-nagoya.connpass.com

ServerlessDays Tokyo 2024(Day1)後編+大洗ちょっとだけ観光(9/21-22)

こちら↓のエントリの後編です。

hmatsu47.hatenablog.com

https://serverless.connpass.com/event/325659/serverless.connpass.com

本編(続き)

サーバーレスなユーザー認証認可の考慮事項と実践的プラクティス紹介(Kim さん)

speakerdeck.com

サーバーレスなアプリケーション以外でも役に立ちそうな認証認可のお話でした。

AWS メインで構成していても、意外と「Cognito を使っているケースがほとんど」とはなってないんですよね。

ServerlessDays 開催中はそうでもなかったんですが、終わった後から何故か「いいね」が伸びましたw

これ以外にも話に出てきたのですが、Cookie に入れるなら HttpOnly 属性を付けないとセキュリティ面の優位性がほぼなくなるし、かといって HttpOnly 属性を付けると静的な形でデプロイした SPA で Cookie の扱いが制限されてしまうので、前段にルーティング可能な何かを挟んで Web API を同一オリジンに入れないといけなくなったり…難しい。

とあるセキュリティ基準か何かで「ログアウト機能の実装必須」が入ってきてざわつきましたね。以前。

なおこのセッション、Q&A まで聞いて本意が伝わってきましたが(最初聞き逃したか何かで)、「SPA では本来ここまで意識する必要はないけれど、発注側の意向で配慮が求められた時にどうするか」というコンテキストのもとでの話だったようです。

SPHERE-1 EYE 衛星を使用したライブ動画ストリーミング及びライブ操作(肴倉さん)

会場提供ソニーグループさんのセッション、テーマは宇宙絡みで壮大なお話でした。

starsphere.sony.com

マトリョーシカ?(違

ローカルな地名が出てきて宇宙規模の話が急に身近な話になりました。

地上〜衛星間の距離はかなり遠いのでそちらの遅延が大きいかと思いきや、実は地上で何らかの処理を加えながら転送する側のほうが遅延が大きい、という話でした。

(確かに動画はバッファリングが必要だし)

Momento が考える開発者の未来(中川さん・加藤さん)

speakerdeck.com

speakerdeck.com

冒頭は Momento 中川さんから会社概要とこれまでの歩み、途中からコミュニティアドボケイトの加藤さんから Momento を使った開発について 160 ページ(!)の資料をもとに説明がありました。

サーバーレスの定義は 1 つじゃないですからね…。

いまあるチームにフィットさせる Serverless、そして Platform Engineering への挑戦(清家さん)

speakerdeck.com

LWA…かと思いきや Bref を使って PHP アプリケーションを Lambda 上で動かす話と、そこに至るまでの経緯のお話でした。

ここはまだ途中。

Fusic さん(の清家さんのチーム)ではうまく着地しなかったみたいですが、こればっかりは使い道とそこにいるメンバーの考え方によるところが大きいので(うちの場合はあんまり考えてなかった、といったほうが正しい)。

周りに勧めたおかげでようやく最近(周りでも)読み始めた人が増えました。

AWS Lambda Web Adapter を活用する新しいサーバーレスの実装パターン(友岡さん)

speakerdeck.com

Lambda Web Adapter を、関数 URL+CloudFront と組み合わせる使い方の説明でした。

まあまあ大きなポイントですね。

今回の話とは違いますが、ALB の下で手軽に使うこともできます。

遅延ロードは(主に)JVM 言語にとって良し悪しがあります。

あんまり意識されてないけど。

こういうフレームワークもありますよね(さっきの話にも Bref が出てきましたが)。

懇親会

リアル対面初めまして、の方と何人かお話しすることができました。

そして、今回はサーバーレスなのになぜかここでも DB おじさんしてましたw

サーバーレスとは何も関係ないですが、「ちゃんとした分析基盤までは要らないんだけど」という「HeatWave にピッタリ」なニーズがあることも確認できたのは収穫でした(「HeatWave 知らない」って話でしたが…)。

終了後

土浦で1 泊しました。

翌朝、大洗へ

夕方から用事があったので、午前だけ大洗観光へ。

鹿島臨海鉄道の車両(古いほう)…見てびっくり😮

やはり、海沿いを走る路線ゆえ傷みが激しいのでしょうか?

ちょっと早めに出かけたので、まだ駅売店は開いていません。

(開店はしていませんでしたが、扉を開けて開店準備中でした)

🐬さんたちは今日も元気です(?)

磯浜海防陣屋跡までは行かず駅に引き返しました。

駅からそのまま歩いていくことも考えましたが、おとなしくバスに乗って行きます。

Typo してますが大洗磯前神社です。

バスに乗ってきたので、この時点では(まだ)階段を上っても余裕です。

(嘘です、ちょっと息があがりました)

シャコを探してみましょう。

ここまでは良かった…のですが、

定刻 10 分前から待っていたので計 30 分待ちましたがバスは来ませんでした。

(道は空いてたはずなのに…何があった?)

結果、雨でびしょ濡れに…でも間に合って良かった。

お疲れ様でした。

(なおこの後用事があって引き続き外出)


個人的にはこれまで Lambda の利用は「システム管理用のバッチ処理」が中心で、アプリケーションの一部として組み込む場合はメール送信やプッシュ通知ぐらいのちょっとした非同期な処理に使っていただけでした。

ただ、今回 LWA が出てきたり話の中に何度か「Lambda-lith」が出てきたように、身近でも「これまでより少し大きめなアプリケーションのデプロイ先」として使うケースも浮上しつつあるので、今後も動向を追っていきたいと思います。

おまけ

ServerlessDays Tokyo 2024(Day1)前編(9/21)

日程調整の関係で申し込みが直前になってしまいましたが、個人スポンサー枠が空いていたのでそちらの枠で参加してきました。

serverless.connpass.com

朝早く家を出たら…

偶然来場者第一号にw

本編開始

ちょっとトラブルがありながらも無事始まりました。

社内でのサーバーレスアプリケーション開発を、プラットフォームエンジニアリングを整備して迅速化・安定化させる取り組み(若槻さん)

speakerdeck.com

「プラットフォームエンジニアリング」ということで、先日の DevelopersIO 2024 Day4 の佐藤さんのお話と一部重なる形で発表されていました。

なお、前半で歴史的な話が展開されましたが、発表から 3 〜 4 年目あたりの比較的初期の Lambda、

こんな事情もあって、Python での利用例が多かった記憶があります。

そして話の後半は

こちらでした。

(一部準備中みたいですが)社外公開もされているのでイカしてますね!

github.com

関係ないですが、検索していて

ICASU の源流(?)らしきものがすでに 2012 年の時点で存在していたんですね!(Lambda より年上だ)

dev.classmethod.jp

AWS Lambda を支える技術(下川さん)

speakerdeck.com

今年 11 月で 10 歳になる Lambda の成長記録(歴史)のお話でした。

Firecracker、途中で出てきましたね。

そして、

セルベースアーキテクチャの話が出てきて、

ここにつながりました。

個人的には VPC 接続ありの Lambda の起動高速化とか、昔のことを考えると隔世の感があります。

実践!サーバーレス RAG 構築:Firestore ベクトル検索と VertexAI LLM 活用(頼兼さん)

speakerdeck.com

最初のあたりで RAG 構築の基本的な話、そして途中から Google Cloud のサービス利用例の説明がありました。

こっち方面での突っ込んだ話はなかったですね(DB のカンファレンスではないから当然か?)。

個人的にはエッジに注目しています。

幅広くベクトル対応ストアをサービス展開している Google Cloud は後者、ですね。

サーバーレス API のパフォーマンステストとアプリの未来(草薙さん)

speakerdeck.com

Postman を使ったサーバーレス API のパフォーマンステストを中心としたお話でした。

curl 以外のツールも有効に使わなきゃ。

JMeter についても、より新しいアーキテクチャに適応できるツールへの移行を考えないといけないことを思い出しました。

Next.js App Router の Server Actions や API Routes とバックエンドの Web API の棲み分け次第にはなりますが、今後自社でも Postman のようなツールの導入は要検討事項です。

WebAssembly を使ったサーバレス開発の基礎と実践(澤田さん)

qiita.com

Wasm の基礎から Wasi、ランタイムとしての Wasmtime、動作環境としての Fastly Compute についての説明がありました。

懐かしのニーモニックたちが。

なかなか難しいところはあると思います。

これからの発展に期待、です。

後編に続きます)

hmatsu47.hatenablog.com