構築中。

名古屋のITインフラ屋さんです。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

「MySQL 8.0 の薄い本」を書いた話

1 つ前のエントリ、

hmatsu47.hatenablog.com

でも少し触れましたが、MySQL 8.0 の薄い本」というのを書いてみたので、それについてもう少し突っ込んで触れておこうと思います。

技術同人誌を書いた理由

単純にRe:VIEW を使って執筆体験をしてみたかった」というのが最大の理由です。

reviewml.org

加えて、何かイベントのときに数冊持っていって配れば話題作りになる、ということもあります。

また、執筆テーマとしてMySQL 8.0 の新機能と MySQL 5.7 からの変更点」を選んだ理由は以下の通りです。

  • Qiita などで機能の紹介・「使ってみた」記事を多数書いていたので、記事を書いた後の仕様変更がないか確認するとともに一度まとめておきたかった
    • Undo ログ/ロールバックセグメントの仕様が変わった関係で Undo ログ暗号化の設定が若干変わっていた
  • 知らない新機能や変更点がないか確認しておきたかった
    • ユーザ・権限管理に関わる変更点や DDL の新機能、InnoDB Cluster に関連する機能、その他レプリケーションの細かい機能など、知らないものが実際にいくつか見つかった
  • 概要は知っていたけれど実際に触ってみたことがなかった機能を試しておきたかった
    • アップグレードインストールと Upgrade Checker、Caching sha2 authentication プラグイン、不可視インデックス、関数・式インデックス、ドキュメントストア、GIS など

無償提供とした理由

  • リンク集をベースとして一部にサンプル(実行例)を加えるスタイルにしたことで、オリジナル執筆部分が少なくなったから
  • 気軽に再利用してほしいから(CC BY-SA 4.0 ライセンス+追加 1 条件で提供)
  • 勤務先が副業を禁止しているから

というのが主な理由です。

2 番目については、「書名・著者名の表示【注】およびライセンス条件の継承を行うこと」をクリアすれば販売することも OK、ということです。

【注】本のタイトルと著者を変えてはいけない、という意味ではありません。原書名が「MySQL 8.0 の薄い本」、原著者が「hmatsu47」であることがどこかに分かりやすく表示されていれば OK です。なお、当然ですが適法な「引用」であればライセンス条件にある「継承」は必要はありません。

売れる内容を意識して作っていないのでこのまま販売するのは厳しいと思いますが、紹介している機能の一部を切り出して広げたり掘り下げたりすれば何らかの「売れる」ものを作り出せるかもしれません。 そういう意図もあって、新機能・変更点はある程度全網羅を目指した一方、個々の新機能・変更点の説明はなるべく簡略化し、全てを説明しないスタイルで文章やサンプルを構成しています。

3 番目については(今後は「売り物」になるものも執筆したいので)正直残念ですが組織が変わってくれることを期待するしかありません(もしかして:退職フラグ?)。

今後

MySQL 8.0 のマイナーバージョンアップに合わせてどんどん書き換えていく予定です。 もう間もなく MySQL 8.0.16 がリリースされるはずですので、ゴールデンウィーク前には 8.0.16 対応版への書き換えを行うことになるでしょう。

というわけで

皆さま、GitHubリポジトリからどんどん持って行ってください。

GitHub - hmatsu47/mysql80_no_usui_hon: MySQL 8.0の薄い本 配布用

また、印刷物(物理本)が欲しい方は、あらかじめ声を掛けていただければイベント・勉強会に参加する際に持っていきます。

【直近の予定】

  • 4/22(月)名古屋

cloudai.connpass.com

connpass.com

  • 5/13(月)名古屋

geekbar.doorkeeper.jp

  • 5/17(金)東京 ※ 16:00 離脱予定

Oracle Code Tokyo 2019 https://www.oracle.co.jp/events/code/2019/

dbstudychugoku.connpass.com

  • 6/8(土)大阪

kansaidbstudy.connpass.com


※これも検討中なのですが、当日はわたしの誕生日…(と言っても元から予定は何もありませんが)。

  • 5/15(水)名古屋

ngo-java.connpass.com

技術書典6(4/14)

この春も参加してきました。

techbookfest.org

時間帯限定(11:00 ~ 13:00 入場)で入場料が 1,000 円掛かるようになったということで、少しは空いているのか?と思いつつサンシャインシティの文化会館ビルに着いたところ、前回と列の先頭の位置が変わっていたので比較しづらかったですが前回と大体同じ程度の順番に並ぶことに。

実際には運営の方も参加者も前回で慣れたせいか、少しだけ早めに会場入りすることができました。

そして、手に入れたのが…

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技術書典 6 の戦利品

直前に「MySQL 8.0 の薄い本」を書いていたので時間がなくサークルチェックが遅れ、前回よりも控えめに買うつもりが、結果的にほぼ同じ程度買ったような気がします…。

但し、今回は 2 冊を除いて全てかんたん後払いで購入したので、支払いはとてもスムーズでした。また、前回のようにカードの利用枠(+普段と違う利用パターンになった関係?)で支払いができなくなるトラブルもありませんでした。

何人かのフォロワーさんからも本を買うことができました。

本ではありませんが、みけねこさんから豆菓子、きなこさんからクッキーをいただきました。ありがとうございました。


ちなみに、「MySQL 8.0 の薄い本」ですが、

1 冊サンプルで刷ったものを持って行ったところ、DB 好きのフォロワーさんに引き取られていきました(書いてある通り、タダです。GitHub から自由に持って行ってください)。

もうすぐ MySQL 8.0.16 が出るのでそれに合わせて内容を微調整する予定、そして MySQL やデータベースが絡むイベント・勉強会への参加は 5 月中旬以降、ということで、


今回は過去 2 回とは違い、買い物の後にしばらく会場に残って、インフラ勉強会の参加者の皆さんと遅めの昼ご飯→夕方、解散後に一部のメンバーだけで夕食へ。

ちなみに、過去 2 回の技術書典後に立ち寄った東京国立博物館には、今週末にあらためて出掛ける予定です。

東京都美術館「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」とMySQL Technology Cafe #2(3/26)

前々週に引いた風邪からの副鼻腔炎がなかなか治らず、喉の調子も最悪でしたが、なんとかなったのでキャンセルせずに東京へ出かけてきました。


午後休で会社を出て新幹線に乗り、まずは東京都美術館へ。

www.tobikan.jp

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東京都美術館

若冲蕭白・芦雪・白隠など、各地の美術館・施設等やプライス・コレクションなどからの出品を集めた美術展でした。何度か見ている作品もそこそこありました(個人的には同じ作品を何度も見るのは好き)。 実際には同じ絵師が同じテーマの作品を何点か描いていたり、有名な絵師が他の絵師の作品をトレースしていたりすることはよくあるので、記憶違いはあると思います(わたし自身、美術館・博物館巡りや寺社巡りは「深い趣味」ではなく「あまり考えることをせず気分を切り替えるための時間」だったりするので)。

※語彙力がないのでこの辺でやめておきます。


時間になったのでオラクル青山センターへ移動。

最初は梶山さんから告知と MySQL 8.0 の新機能の話。そのまま続いて、MySQL 8.0 をドキュメントストアとして使う話。

こんな告知もありました(5/18、松江に移動しないといけないから、どうしよう…)。

その後は今回注目のセッション、いとうちひろさんの X DevAPI を Java から使う話でした。

↑のような、いつもの MySQL セミナー・イベントと違う点も。

画面上で IDE を使い、コードの途中にブレークポイントを置いて、ブレークポイントMySQL Shell からテーブル(コレクション)の状態を確認、という形でセッションを進められていました。

いとうさん(主にセッション前の Tweet で)も参加者の皆さん(セッション中の Tweetで)も言われていましたが、現状では Java で使うための Connector/J など各種言語環境での X DevAPI の機能に不足感があるので、うまく改善されると今以上に使えるものになりそうです。


ちなみに、「予習」としてわたしが実践して Qiita にあげた記事はこちらです。

qiita.com


結局、今すぐ役立つことはなさそうなのですが、非同期な処理の方法など知っておくと今後役に立ちそうですね(X DevAPI)。