構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

JPUG 総会併設セミナー 2023+懇親会(6/10)

日曜日に JJUG CCC に参加したばかりですが、PGCon 2023 と PostgreSQL新機能の話を聞くため&懇親会に参加するため再び東京へ。

jpug.connpass.com

昼頃まで予定があったのでギリギリの時間の新幹線を予約しましたが、八重洲の地下街への入り口を間違えてタイムロスしたので、会場に着いたタイミングでちょうど(澤田さんによる)本編が始まっていました。


古くからある分野の開発者コミュニティあるある。これに加えて「ドキュメントの翻訳をしてくれる人が少ない」もありそう。

MySQL でも見ますが。

確かに、発表中心でやっているのは日本の PostgreSQL アンカンファレンス(オンライン)ぐらいしか見たことがないかもしれません。

関係ないですが「オタワ」を「オワタ」と空目しがちです。

後から懇親会で聞いた話では、運よく間に合って乗り継ぎ出来た組と間に合わず足止めを食らった組に分かれてしまったようでした。

MySQL のアップデートサイクル(マイナーバージョンで機能追加・変更・削除)で麻痺していましたが、PostgreSQL は年 1 のバージョンアップでしたね(マイナーバージョン・リビジョンで修正は入るとして)。

MySQL も MTS 改め MTA(マルチスレッドアプライヤー)に対応していますし。

ぬこさんが以前 PostgreSQL アンカンファレンスで発表された話。

レプリケーション関連の個人的な興味はここです。

VACUUM 大事。

PostgreSQLMySQL で微妙にアプローチは違うとはいえ、クラウドのマネージドサービスを意識した機能追加・変更は増えている気がします。

冒頭の話、再び。

と、思いきや…

罠が。


時間が余ったので、ここから先は高塚さんのお話でした。

個人的な感想はこれ。ちなみに AWS の Redshift などは「PostgreSQL ベースだけど PostgreSQL じゃないから対象外」とのこと。

このあたりで本編は終了。


懇親会では NTT データの加藤さんを含め、若手の皆さんが 2 人いる席へ。

また、先月の名古屋開催の技書博で行き違いになってしまった、まぐろさんも一緒になりました。

若手の皆さんはサポートに関わる業務も担当されているとのことでしたが、個人的に大きなカルチャーギャップを感じたのは、

「電話でのやりとりは一切していない」

という点。

わたしの勤務先は、顧客に「アナログのほうが得意な層」が多く含まれているので電話窓口を無くしてしまうと成り立たないです。

高校・大学から新卒で入ってすぐのメンバーも(Web アプリケーション開発はもちろん、顧客の業界である各種士業についても)知識も経験もない中で、子供の頃から全く慣れ親しんでいない電話を使ってコミュニケーションを取り問題を解決に導くのは、世代を考えると実はかなり高度なスキルなのでは?と思ったり。

それ以外では、クラウドのサービスを触る機会が少ない人が意外と多そうだったのが印象的でした。

このあたりは、日本のユーザーコミュニティへの参加者層の兼ね合いもありそうです(MySQL のほうが「DBMS 開発者」「DBMS サポート提供者」ではない純粋な「ユーザー」の参加が多そうですし)。

あとは、まぐろさんの次回作に期待!という話もしたのですが、

「読者が何を望んでいるのか分かりづらいから本のテーマ・内容が決めづらい」

…確かに。

日本の RDBMS 界隈を取り巻く状況がよくわかる(?)気がします。

懇親会のジャンケン大会では、岡山名物ちび桃きびだんご(マスカット)と、仙台弁こけしコースターをいただきました。

ありがとうございました。

www.shoyodo.jp

仙台弁こけしコースター | 伊達な銘品横丁