1 つ前のエントリ、
でも少し触れましたが、「MySQL 8.0 の薄い本」というのを書いてみたので、それについてもう少し突っ込んで触れておこうと思います。
MySQL 8.0の薄い本、現時点の配布用データはここに置いてある。https://t.co/2UJ0xNQXEK https://t.co/dVq6lNlHnT
— hmatsu47(まつ) (@hmatsu47) 2019年4月13日
技術同人誌を書いた理由
単純に「Re:VIEW を使って執筆体験をしてみたかった」というのが最大の理由です。
加えて、何かイベントのときに数冊持っていって配れば話題作りになる、ということもあります。
また、執筆テーマとして「MySQL 8.0 の新機能と MySQL 5.7 からの変更点」を選んだ理由は以下の通りです。
- Qiita などで機能の紹介・「使ってみた」記事を多数書いていたので、記事を書いた後の仕様変更がないか確認するとともに一度まとめておきたかった
- Undo ログ/ロールバックセグメントの仕様が変わった関係で Undo ログ暗号化の設定が若干変わっていた
- 知らない新機能や変更点がないか確認しておきたかった
- 概要は知っていたけれど実際に触ってみたことがなかった機能を試しておきたかった
無償提供とした理由
- リンク集をベースとして一部にサンプル(実行例)を加えるスタイルにしたことで、オリジナル執筆部分が少なくなったから
- 気軽に再利用してほしいから(CC BY-SA 4.0 ライセンス+追加 1 条件で提供)
- 勤務先が副業を禁止しているから
というのが主な理由です。
2 番目については、「書名・著者名の表示【注】およびライセンス条件の継承を行うこと」をクリアすれば販売することも OK、ということです。
【注】本のタイトルと著者を変えてはいけない、という意味ではありません。原書名が「MySQL 8.0 の薄い本」、原著者が「hmatsu47」であることがどこかに分かりやすく表示されていれば OK です。なお、当然ですが適法な「引用」であればライセンス条件にある「継承」は必要はありません。
売れる内容を意識して作っていないのでこのまま販売するのは厳しいと思いますが、紹介している機能の一部を切り出して広げたり掘り下げたりすれば何らかの「売れる」ものを作り出せるかもしれません。 そういう意図もあって、新機能・変更点はある程度全網羅を目指した一方、個々の新機能・変更点の説明はなるべく簡略化し、全てを説明しないスタイルで文章やサンプルを構成しています。
3 番目については(今後は「売り物」になるものも執筆したいので)正直残念ですが組織が変わってくれることを期待するしかありません(もしかして:退職フラグ?)。
今後
MySQL 8.0 のマイナーバージョンアップに合わせてどんどん書き換えていく予定です。 もう間もなく MySQL 8.0.16 がリリースされるはずですので、ゴールデンウィーク前には 8.0.16 対応版への書き換えを行うことになるでしょう。
というわけで
皆さま、GitHub のリポジトリからどんどん持って行ってください。
GitHub - hmatsu47/mysql80_no_usui_hon: MySQL 8.0の薄い本 配布用
また、印刷物(物理本)が欲しい方は、あらかじめ声を掛けていただければイベント・勉強会に参加する際に持っていきます。
【直近の予定】
- 4/22(月)名古屋
- 5.11(土)磐田(静岡県)
- 5/13(月)名古屋
- 5/17(金)東京 ※ 16:00 離脱予定
Oracle Code Tokyo 2019 https://www.oracle.co.jp/events/code/2019/
- 5/18(土)松江(島根県)
- 6/8(土)大阪
※これも検討中なのですが、当日はわたしの誕生日…(と言っても元から予定は何もありませんが)。
- 5/15(水)名古屋