その1の続きです。 hmatsu47.hatenablog.com
Java EE 利用者のための Java EE 8 以降の世界に向けての歩き方(柳原 伸弥さん)
- 過去(Java EE 8既リリース分含む)の話がメインだったので、開始10分くらいで「セッション選択間違えた」と気づく
- 内容はよくまとまっていて悪くなかった。自分の選択ミス(富士通の数村さんのとか面白そうだった)
- 通路を挟んで反対側の人も同じ気持ちだったのか単に時間切れだったのか不明だが途中で去って行かれた
- Oracleでサポート契約してるユーザの現在地はJava EE 5(一部だけEE 6化)がほとんどとのこと
- だからEE 7化も「未来の話」なのか
- EE 8は「未来」のところがほとんどだろうけれど
- 基本的には、一つ前に聞いた話を、非エンジニア(だけどエンジニアをまとめる管理職 or 経営層…最低限の知識はある人)向けに、コード部分を省いて丁寧に説明した話
Java SE 10、そしてJava SE 11への移行ガイド(櫻庭 祐一さん)
- スライドはこちら(正しい内容はスライドを確認して!)
Migration Guide to Java SE 10, and also Java SE 11
- 「モジュール化したい人手を挙げて!」「はい、モジュール化なんてしなくていいです。ほとんどの人には今は必要ないです」
- (大規模なものの)「いきなりSE 11」は相当厳しい
- 古いJigsawの情報は信用するべからず(かなり変わった)
- Deprecated、大抵の人は概ね無視する
- 削除されたヤツらの回避策、いくつかある
- 詳しくはWeb、じゃなくて上のスライドで
- いつまで使えるかわからないので注意
- 個人的には社内に教えたくない(よほど理解がある経営者/管理職がいないと、一時回避策を使うのは大失敗する)
- Java EEがJakarta EEに移行するのに絡んで、Java SE内にあるEEのサブセット達もなくなる(なくなった)から注意
- 依存関係調査にはjdeps
- Java 9以降、当面クラスパスとモジュールパスを併用しないといけない
- さすがプロの話芸(芸人違う)
Performance tuning with poor tools and cheap drink(Kirk Pepperdineさん)
- なぜかMSの寺田さんも壇上に!?
- パフォーマンス問題発生でTiger Team発足(色々な切り口で)→責任の押し付け合いが始まる
- 推測を使ってしまうのは、測定できないから
- JPDM = A Java Performance Diagnostic Model
- パフォーマンスの診断モデル
- システムが複雑な場合、モデルを使うと便利
- でもモデルを使うと複雑性を排除してしまう分結果の信憑性が怪しくなる
- コード:抽象的→パフォーマンスの問題は直接見えない(コードからは)
- ハードウェア:現実のもの→パフォーマンス問題は現実にはここで生じる。CPU含む
- 先に事実が分かっている=あらかじめ判断できる
- パフォーマンスへの支配的影響力はどこが握っている?
- 攻撃的なものと受動的なものがある(他の影響を受けて…)
- Idleの時間に意識を払うべし
- GitHubにThread Dump Analyzerが上がってる(使ってみよう)
- GCログから見つかる問題点:GCそのものではなく仮想基盤等の問題が見つかるケースが多い
- デモでパフォーマンス問題の原因発見と解消を実演
- 「system支配かuser支配か」と「アプリケーションかOSか」がごっちゃになると変なことに(後で考えれば当たり前のことでも)
- 通訳が大変そうだった
用事があったので、私はここで帰りました。
Ask the Experts!も面白そうだったのですが(公式サイトでは、終わった今でも「調整中」のまま!?)。