構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

JJUG CCC 2024 Fall 参加(10/27)

今回は久々に寄り道なしで遠征しました。

jjug.doorkeeper.jp

ccc2024fall.java-users.jp

懐かしい景色!

コロナ禍でハイブリッド開催の形が復活してから前回までは、同じ新宿でも野村コンファレンスプラザのほうで開催されていましたが、今回は 2019 年以来、久々のベルサール新宿グランド(コンファレンスセンター)!

参加セッションについての感想など

今回は個別には書きませんが、

  • コールドスタート対策・初回実行対策(暖機)
  • セキュリティ
  • 移行・マイグレーション
  • コミュニティ

を主なテーマとして絞ってセッション参加しました。

個人的にはあまり Java でコードは書かず、どちらかというと言語やアプリケーション開発よりも JVM 周辺のレイヤのほうに興味があり、そういう意味ではお馴染み数村さんのセッションがなくてちょっと残念でしたが、その代わりに別分野の話を聞いてきました。


JSP の内容が実行ごとに動的に「評価」されると、表示の都度 JSPServletバイトコード変換が入るという地獄(?)のループが始まるので、そうならないように書き換えるとともに、JSP の事前コンパイルは必須…というか、そもそもプロダクトに JSP を使うのはもうやめようよ ヘーシャ…。

AWS Lambda の SnapStart は(細かい調整ができない代わりに)簡単そうなのですが、Lambda Web Adapter などとの併用が出来なさそうなのが残念ですね。

CDSJava 1.5 の頃からあったそうですが、これまでは使いにくかったみたいです。

そして Project Leyden へ。


命名が紛らわしいやつ多すぎ問題。

…さすがにここに他言語の何かを持ってくるわけにはいかないですからね。

毎度お馴染み。

Keycloak のデモで認証成功したら PHP の configure 一覧画面がこんにちは。

後から増築、みたいな建て付けが…。

CSP 難しいから(本当は考えて設定しないとダメなんだけど)。


依存関係が複雑で、コードがプロダクトごとに別れているにも関わらず謎なところでプロダクトを跨いで依存していたり…辛い。

移行やマイグレーションのプロジェクト、規模が大きいと全体のことを見通せるメンバーが少なくなりがちなので。

わかる。

ありがち。

これもありがち。


Perl もそうですが最近は PHP も。

PHP、個人的にはまったく使っていないのですが(会社のプロダクトにはほんの少しだけ存在)、Java コミュニティより先に PHP コミュニティのイベントお手伝いデビューすることになりそうです。

そういうお年頃(?)なのです。


参加してよかった、と思ったのは、ここ最近の Java 界隈が

  • 初心者の Java 離れ対策
    • 簡単に書けるとか手短に書ける(面倒くさくない)とか
  • コールドスタート対策・初回実行対策
    • クラウド・コンテナ・(そしてコンテナ基盤の上の)サーバーレス環境との親和性の改善

に力を入れているんだな、というのが実感できたことでした。

時代の変化とそれに追従する動きを実感できることって、大事ですよね。

なので、コミュニティって大事です(ありがとうございます!)。

(地元の Java ユーザーグループは実質的に消滅していますが…)