構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

JAWS-UG 横浜 #96 AWS re:Invent 2025 re:Cap Network トーク参加(1/24)

ここ数年は Database 回にお邪魔していたのですが今年は Storage と統合された上 BuriKaigi 2026 の懇親会とも被ってしまって参加できなくなってしまいました。

BuriKaigi 2026 の登壇で IPv6 について話したので、今年は Network 回に LT(という名のトーク)参加することにしました。

jawsug-yokohama.connpass.com

トークネタ決定の経緯

LT 枠に登録した時点ですでに 2 人登録されていたこと、そのうちのお 1 人が別の勉強会で Route 53 Global Resolver のことを話されていたような気がしたことなどから、ネタ被り回避で「re:Invent 2025 とその前後に発表されたサービスについて直接取り上げるのはやめておこう」と考えました。

また、前述のとおり BuriKaigi 2026 の登壇で IPv6 について話したので「このあたりのことを話そう」とも考えていましたが、「IPv6 は重要だけど re:Invent 2025 の re:Cap で IPv6 のことだけを取り上げるのはちょっと変かな?」ということで、公開されているセッション情報から、それ以外に興味をひく内容を探しました。

(毎年公開されている AWSJ 石見さんの Zenn エントリ群 とそれをまとめたスプレッドシート(各記事の冒頭にリンクあり)のお世話になりました。毎度ありがとうございます!)

そして「ホローコアファイバー」の話を見つけたので、こちらもネタの 1 つに組み込みました。

その後、後から LT 枠登録された hiruta さんが Regional NAT Gateway についてお話をされるということを知り、その部分を対象から外しました。

(もともと軽く触れる程度のつもりだったので大きな影響はなし)

自分のトーク

まさかの「LT 枠前 2 人がキャンセル」で「re:Cap としては内容が偏りすぎているな」と思いつつ、人数が少ない分多少のオーバーランも許されるだろうと(勝手に)判断していつもより少し時間をかけて話を進めました(結果的に 2 分半ほどオーバーランしてしまいました)。

www.docswell.com

結果的に、ホローコアファイバーと IPv6 の両方の話に意外と食いついていただけました。

これは Antiresonant(反共鳴)型の一種、DNANF の断面ですが、日本の古河電工慶應大などが実証実験で主として扱ったのは Photonic Band Gap 型のファイバー(PBGF)で、断面が全く違います。こちら↓の記事に PBGF の断面図があります。

newswitch.jp

特性の違いはありますが、「中空のコアから外部へ光が漏れ出さない」ためのクラッド構造である点は同じみたいですね。

このあたりは 2/24 開催の俺の勉強会 #5 の LT には含めようと思っています。

ore-no-benkyoukai.connpass.com

ただ、私はこの分野に詳しいわけではなく、かつこの勉強会に材料工学などに詳しい参加者がいるので、むしろ「詳しいことを知ってたら教えて!」というスタンスで LT する予定です。

IPv6 については後述の hiruta さんも実験の一部として取り入れていたこともあり、LT 後の Network Talks でも話題の中心になりました。

APNIC が公開しているデータから集計すると日本では 60% 近くまで「IPv6 で接続可能」になっているようです。

人によっては IPv6 ULA(ユニークローカルユニキャストアドレス)のことをプライベートアドレスとイコールだと思っているかもしれませんが、設計思想など IPv4 のプライベートアドレスとは違う部分が多くあります。

(まあ実際は「プライベートアドレス」だと思って使う人が大半だろうな、とは思いつつ)

設計思想はさておき、利用者にとっては「IPv6 to IPv6 の NAT が(AWS が直接提供するサービスだけでは)実現できない」点が一番大きな違いだと思います(NAT66 / NPTv6 対応アプライアンスの導入が必要)。

「外部(インターネット)から自組織が運営するサイトに IPv6 でアクセス可能にする」のとは別に「プライベート側の VPCIPv6 を使う」モチベーションがあるとすれば一番大きいのはおそらくこれだと思います。

ともあれ、

みなさんそうですよね。

hiruta さんのトーク

speakerdeck.com

Regional NAT Gateway、過去の Zonal なやつに慣れている身からすると意外な動き方をしますよね。

一応この点にだけは触れておこうかと。

Regional NAT Gateway は負荷に応じてスケールして、利用する Elastic IP Address(es) の数も増減するので、(手動割り当てで作るなどしないと)対向側でアクセス可能な IP アドレスを固定する運用をしているときに困ることが。

Network Talks

re:Invent 2025 で発表された Network 関連の新サービスについて触れた後は、前述のとおり IPv6 が話題の中心になりました。

IPv4 に慣れた人が IPv6 をどう扱っていいのか戸惑うのはよくある話ですね。

先に「NAT66 / NPTv6 対応アプライアンスの導入が必要」と書きましたが、おそらく利用者からのリクエストで AWS が直接提供するサービスでも NAT66 / NPTv6 に対応するのでは?(IPv6 の設計思想に反するとしても結局ユーザーの「圧」に負けそう)という話もしました。

期待!です。