構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

本の紹介/働き方の問題地図

問題地図シリーズ3作目です。

順番が逆ですが、ようやく読み終えました。

gihyo.jp

先に、こちら↓のエントリを書いていたので、当初はあえて別エントリで書こうとは思っていなかったのですが、共著の奥山さんのパートで思うことがあって別エントリとしました。

hmatsu47.hatenablog.com

 

というのも、奥山さん、起業後に脳梗塞などで倒れてしばらく働けない期間があったそうで、それを周囲の協力を得ながら克服し、見事復活された、とのこと。

従業員と経営者では立場が違いますし、経営者が倒れてしまったらそれはそれで大変なことになりそうですが…自分自身が同じようにまともに働けない期間があったので、「いつそういう事態になるかわからないから、そうなる前に働き方(ワークスタイル)を考えておいたほうが良いよ」ということを伝えたかったわけです。

hmatsu47.hatenablog.com

片や大病、こちらはただの不調、ということで、あまり共感は得られないと思いますが、実際になってみると、めまいがするだけで非常に移動や外出が辛くなりますし、急に襲ってくる謎の発作も怖い。

もちろん病気やケガも大変なのですが、診断がつかない不調でとても困るのは、

「労働不能の診断を受けるのが困難」

なことであり、その結果、

「保険金も補償も得られず、収入がなくなる」

ということです。

保険金の不正受給の片棒を担ぎたくないので、お医者さんも(悪い人は除いて)なかなか安易に診断書を書いてはくれません(せいぜい「〇〇の疑い」)。

※不調であれこれ調べているときに、「インフルエンザなどのウイルス性疾患に罹ったことがきっかけでめまいを発症し、原因がわからず症状が長引いて、長期間苦しむことがある」のを知りました。今年は例年にない形でインフルエンザが流行していますので、そろそろ終息しそうですが、まだまだ気を付けたほうが良さそうです。

 

自分の病気や不調でなくとも、「補償や支援制度の対象にならない相手を介護せざるをえなくなった(だからといって見捨てるわけにはいかない)」など、「セーフティーネットのエアポケット」にはまり込んでしまう危険もあります。

これ、実際になってみないと本当に分からないのが怖いです(ちょっとしつこい)。

そういう事態に備えるためにも、リモートワークなど多様な働き方ができる環境を、平時のうちから備えておきたい(求めておきたい)ものです。