前回の Expert Online 回が別件と被って参加できなかったので、昨年末以来半年ぶりのオンライン参加となりました。
jawsug-hamamatsu.doorkeeper.jp
なおオフラインは 4 月に参加しています。
今回は AWS Dev Day 2023 の日程と被った関係もあってか、参加者数自体はいつもどおりの 10 人規模だった一方で発表者が少なかったです。
というわけで、わたしのネタと小木さんの Amplify Cache ネタの 2 件だけでした。
(直前までもう 1 件あったのですが、うまくいかなかったとのことで残念ながら取り下げ)
まずはわたしのネタ。
(直前にいろいろあって資料作成の時間が取れず内容が雑です)
いまどきのクラウド上のシステムでは SendGrid や Amazon SES のようなサービスを Web API 経由で使ってメール送信を行うケースが多いと思います。
故に OP25B についてはノーマークになっていることが意外と多いのではないかと。
自社または個人で使っている AWS アカウントで意図せず OP25B が無効になっていて、知らないうちに EC2 や Fargate・Lambda などから TCP 25 番ポートを使ったメール送信(場合によっては外部からの中継も)が行われている可能性があります。一度自社・自分の AWS アカウントがどうなっているか確認してみましょう。という話でした。
小木さんのネタは前回に続いて Amplify シリーズで、今回は Cache の有効期限の話でした。
一般的な Web アプリケーションで Web API からデータをフェッチする際、 TanStack Query や各種 GraphQL クライアントなどクライアントサイドのキャッシュを内包したライブラリを使うケースが多くなっていると思うのですが(Amplify DataStore もそう)、それ以外の目的でクライアントサイドのキャッシュが必要なときに、ライブラリのキャッシュ機能を使うと有効期限の設定が可能、という話でした。
(質問・感想タイムで、クライアントサイドではないですが最近話題の Momento をコメントとして引き合いに出してみました)
次回はまたオンライン開催の予定ですが、今後オフライン開催も増やしていくそうです。
それとあわせて、夏以降 JAWS-UG 静岡支部の Reboot も計画されているそうです。
(ちなみに今回は JAWS-UG 磐田支部のメンバーがオフラインで居酒屋から参加されていたので「部分的にハイブリッド」でした)