1 日目の土曜日は仕事と家庭の事情で参加できなかったので、2 日目のみ参加しました。
一部セッションを除いてだいたい頑張って実況ツイートしていたので、こちらは軽くコメント程度で。
技術に対する愛が人生を大きく変える !!(寺田 佳央さん)
Togetter まとめ:
いい大学も出てないし英語も苦手だったという寺田さん。それでも Java 愛を貫き活動を続けた結果「Java の神」と呼ばれるまでに。会社は変わっても「Java 一筋」。マイクロソフトに入っても「Windows のことを聞かれてもわかりません」。ぶれない。さすがです。
わたしの観測範囲の「すごい人」には、高卒だったり文系大卒でコンピュータサイエンスを学んでいないなどでコンプレックスを持ちつつむしろそれをエネルギーに変えて活動されているかたが多くいらっしゃいます。
わたし自身も中学ほとんど行ってなくて高校は定時制だし大学も文系なのですが、そこにコンプレックスを感じていない分かえってエネルギーが足りてないのかもしれません(笑)。
あと、これまでは「IT はとにかく英語」だったのですが、これからは「中国語を最低限読めるようになっとけ」の時代になるかもしれません(Google 翻訳も精度は上がっていますが、ある種の技術解説のような文章の翻訳はまだ苦手のような気がするので)。
生命の営みに触れるべき次の10年のために開発者に伝えたいこと(とみた ちひろさん)
Togetter まとめ:
すみません、タイトルを見て勝手に子育て環境のことと勘違いして参加しました。お茶の里、和束(京都)での田舎暮らしに関する話だったんですね(車で時々通ることがありますが、いい場所です)。
100 年後の地球のために成長一辺倒の考え方を見直そう、という考えさせられるテーマでした。
難しい話ですが、わたしとしては、
(最低限の生活を保つことができるのであれば、「もう成長しない」を選択する人はそれなりにいると思う。「欲しいから」ではなくて「不安があるから」頑張ってしまう人、多くないですか?)#devlovexb #devlovex
— hmatsu47(まつ) (@hmatsu47) 2019年6月23日
ここ、結構重要なのではないのかと思います。
Rancher & Kubernetes(市川 豊さん)
Togetter まとめ:
Kubernetes と、それに関連して最近よく聞く Rancher のセッション。
ちょうど DevLove X の翌日から KubeCon CloudNativeCon China 2019 の会期が始まっていますが、やっぱり時代はアメリカと中国ですね。
残念ながらわたしの会社でこのあたりに取り組むのはもっと先になりそうですが、個人的にはしばらく追いかけていくつもりです。
最高のプロダクトを作るために必要なたったひとつのことは、チームワークだった - 市場価値を高めながら人生100年時代を生き抜く複業戦略 -(天野 祐介さん)
Togetter まとめ:
良いチームをつくるためにスクラムマスターとしてやっていく話と給与交渉、そして自分にあった複業スタイルの話でした。
途中で気づいたのですがこの話、「サイボウズ式」の記事で読んでました。
企画セッション「私のこれまでの10年とこれからの10年」
Togetter まとめ:
参加者各自が自身の「これまでの 10 年」を振り返り「これからの 10 年」を考えてまわりの人たちと共有しよう、というワークショップ。
参加者全員の前で発表された方々、良いキャラクターの人ばかりで盛り上がりました。
ソフトウェア設計の学び方を考える(増田 亨さん)
Togetter まとめ:
今回の DevLove、これをメインに聞くために参加したといっても過言ではないセッションです。
世の例にもれず、わたしの会社のプロダクトも「修正に四苦八苦するアプリケーション」と化していて、何らかの打開策を見出したい、と常々思っています(…って、わたしはインフラサイドなので本音を言えばアプリケーションサイドで何か考えろよという話なのですが、自ら動かない他者に過度に期待しても仕方がないので)。
増田さんの最近の勉強会・イベントの資料は一通り目を通してから参加したのですが、直接お話を聞くことで資料に書かれた意図がよくわかりました(正直、参加する前はたった 40 分のセッションでここまで腹落ちするとは思わなかった)。
さて、これをどうやって社内展開するか。
テスト駆動開発ライブ - 10年以上ライブコーディングを続けてたどり着いた境地とこれから(和田 卓人さん)
Togetter まとめ:
これも楽しみにしていたセッションでした。エンターテインメントとしても十分成立してます。
いつもの倍速での実演、ついていくのに精いっぱいでほとんどツイート実況できてません(笑)。
…会社のメンバーにも見てほしかった。これを体験することで「テストを書く」ということが何なのか具体的にイメージできそう。
我々はどこまでいっても、ぼっちだ。 それでも、ともに。進んでいく。(市谷 聡啓さん)
Togetter まとめ:
先日の「Ansible Automates Tokyo 2019〜Automation Everywhere:個人から組織へ広げる自動化へ〜」の特別講演と関連していそうなセッション。
わたしも(会社に賛同者がいないところから)ぼっちで東京や大阪に遠征して活動を続けてきたため、とても共感できるお話でした。
なにかを作り上げるにはチームの力が必要、でもそれは「会社の中のチーム」とは限らず、もしかすると「ぼっちたちの弱い紐帯のチーム」かも。
良い悪いは別にして、この先の 10 年、そんな方向に進んでいく気がします。
DevLove、初めて参加しましたが、運営の皆さんが楽しんで開催されていることがよくわかるイベントでした。