構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

HeatWavejp Meetup #06「MySQL HeatWave へのデータ同期はどうするの!?」現地参加(2/15)

こちら↓の Developers Summit 2024 初日に続いて、

hmatsu47.hatenablog.com

現地参加してきました。

heatwavejp.connpass.com

MySQL HeatWave 最新アップデート情報

内容的にちょっと地味でしたね。

これ(先の画像では上から 3 つ目の項目)はこの後の話にも出てきました。

MySQL HeatWave のインバウンド・レプリケーション機能(村田さん)

on AWS と OCI 両方の説明がありました。

「非同期」「準同期」などの用語は RDBMS によっても違うのでややこしいですね。

なお、個人的に on AWS のインバウンドレプリケーションについては、

が気になっています(通常のクライアントとは別方向の接続になるので)。

そして、先ほどの話のとおり、

on AWS でも非 GTID モードの binlog でのレプリケーションがサポートされました。

説明の中では先に on AWS でのインバウンドレプリケーションについて取り上げていましたが、対象のソースサーバーは Aurora MySQL 3 でした。

ちなみに私が昨年末にアドベントカレンダーで試したときはソースとして RDS for MySQL 8.0 を組み合わせていましたが、

MySQL Shell のダンプ&ロードユーティリティで指定するオプションの(ダンプとロードでの)組み合わせが私のケースと違っていました。

(私の場合、ダンプで{ocimds: true}、ロードで{dryRun: false, resetProgress:true, ignoreVersion:true, updateGtidSet:"replace"}を使用)

そして OCI の HeatWave でのインバウンドレプリケーションについては「OCI 外とのレプリケーションには(OCI 版ではプライベート IP アドレスしかサポートしないため)VPN が必要」ということで、一般的な IPsec ではなく OpenVPN での接続を例示されていました。

リアルタイムデータレプリケーション、分析を可能にするフルマネージド型 Oracle GoldenGate のご紹介(山田さん)

このとき↓「たぶん GoldenGate との組み合わせでデータ移行するケースも出てくるだろうな」と思っていました。

hmatsu47.hatenablog.com

これ、ネットワークで有名な某 C 社の商標の由来と被ってますね…。

いろんな機能があるので当然データ移行以外にも使えます。

そして、オンプレ向けと比較して Oracle Cloud ではお値打ちになっていますよ、というお話でした。

個人的には、

が気になります。

あらゆる SaaS データをノーコードで MySQL HeatWaveレプリケーション:CData Sync のご紹介(小島さん)

様々なデータソースに対応する ELT ツール CData Sync の紹介でした。

そして、こちらでも個人的な関心は、

です(AWS の zero-ETL 統合では非サポートデータ型があると止まっちゃうので)。

デモを実施されていました。

参考記事はこちらです。

MySQL HeatWave Implementation Associate Rel 1 の Learning Path を受講し、受験してみた(高島さん)

突然あらわれた資格の取得が必須になると大変ですね。

そして、

謎のアピールポイントが。


最後にクロージングで各種アナウンスがありました。

次回はこちら!(登壇者募集中)


本編の後は懇親会でしたが、(以前からあちこちで言っているように)MySQL コミュニティからの参加者が少ないのが残念ですね。

(個人的には、なんとか HeatWave の事例を作れるよう、頑張って準備を進めます)