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名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

岩手・ちょっとだけ青森旅行+[東北][岩手][オフライン開催] JAWS-UG いわて 特別編 Media-JAWSコラボ LT 会(8/17〜19)

個人的に東北初上陸!でした。

jaws-tohoku.doorkeeper.jp

最初から波乱含みの展開

当初は 8/17 の終業後に東海道新幹線東北新幹線を乗り継いで盛岡まで行って宿泊する予定でした。

しかし、台風とその後の大雨の余波で 8/17 になっても東海道新幹線の運行が不安定で、東京駅で盛岡行きの最終電車への乗り継ぎができるか不透明だったので、諦めて夜行バスで仙台まで行く形に変更。

というわけで、ほとんど寝ずに東北にやってきました。

そして、時間の都合で当初の予定どおりのコースをまわることができなくなったので、18・19 日の予定を一部入れ替えました。

8/18 午前は平泉観光へ

蒸し暑い中バスを待っていたところ、Apple Watch から「心拍数高いで」と通知が。自覚症状がまったくなかったので念のため心電図を取ろうとしたら謎の事象に遭遇。

そして一ノ関からのバスが IC カード対応じゃなかったのでちょっと慌てました。

さらにバス停で降りたところで誤算が。バス停のすぐ裏あたりの建物(お店?)にコインロッカーがあったのですが、「伝・弁慶の墓」を見てから裏手の道に進んだので、見落として重い荷物を抱えながら急坂(月見坂)を進むことに。

(寝不足に加えて当日は雨上がりですごく蒸し暑かったのでダメージが…)

中尊寺を出て毛越寺に向かう頃にはさらに蒸し暑くなりました。

というわけで、なんとか予定の電車の時刻までに平泉駅に着きました。

(一部、立ち寄るのを諦めた場所が。また今度来たときにゆっくり見てまわります。暑くない時期に)

午後は北上して JAWS のアレを…

一ノ関駅からは再び新幹線で北上し、八戸駅に着いた頃には雨が。

JR 八戸線が IC カード非対応だったのでまた焦りましたが、無事きっぷを買って予定どおりの列車に乗車。

鮫駅に来ました。例のオブジェ(?)の前でぱちり。

ついでに、JAWS には無関係ですが、せっかくなので蕪嶋神社へ。

到着直前に近くで落雷があったのでちょっとビビりました。

戻りの列車の時間にも間に合いました。

一旦ホテルにチェックイン。午前中は汗だく、午後は雨でびしょ濡れになったので 1 日のうちに T シャツを 2 枚着替えることに。

靴も濡れたので替えていきました(替えを持って行って良かった)。

ここでようやく JAWS-UG いわて特別編に参加

会場到着前にすでに疲れ果てていました。


最初は三浦さんの開会の挨拶と登壇者撮影タイム。

AWS の中の人」とは後ほど懇親会でお話しすることができました。


そして本編最初は沼口さん。

ちょっと話が脱線しますが、個人的にはオンライン開催がまったく無くなると正直厳しいなあ、と思っています。

それは、他の方も言われているような、

  • 地方在住だとオフライン参加しづらい
  • オンライン参加者の多くは情報収集目的なので、会場とのコミュニケーションがなくても良いからオンライン開催してほしい

という事情だけではなくて、

  • 実は「アウトプットの実践」を試行するのに都合が良い

と感じているからでして。

X(Twitter)への実況ポスト(ツイート)ももちろんですが、発表(登壇)参加も考えようによっては実はオンライン参加の方がハードルが低いです。

よくオフライン登壇に慣れた方からは「オンラインは反応が見えないから不安でやりづらい」という話が繰り返されています(わたし自身もオフライン登壇から入ったのでその意見には同意します)。

その一方で、「反応がないのが当然」と捉えることで、ウケが良くなくても「オンラインだから仕方ないな」と割り切りつつ、「次回もう少し工夫してみよう」という試行錯誤がしやすい面も感じています。

オンラインの場合、普段使っている自宅の環境で、複数の画面を使ってスピーカーノートや参考資料、ストップウォッチなどを見やすい位置に表示しながら発表できるので、「発表に慣れるための工夫を実践してみる場」としてはオフラインよりもやりやすい、というわけです。

…長くなるので脱線はここまで。

配信も、成功体験→油断→トラブル発生→改善、と進んでいくうちに機材のラインアップが…?

自宅ならではの問題ですね。


2 番目はデーリー東北の十文字さん。

ハット同盟みたいなすれ違い…?(たぶん違う)

新聞社が扱うメインコンテンツを考えると、ユーザーは同じ情報を他の(他社の)メディアからも入手できる一方で各社が脚色を加えるとか対象分野に強い独自色を出すとかするわけにもいかないので、なかなか難しいですよね。

テレビだとエンタメ・バラエティ系のコンテンツが(新聞社よりは)作りやすい面があると思うのですが。

裏側の AWS リソース構成は、こんな感じに「独自色」を出しても良いんですけどね。


3 番目は仙台放送の工藤さん。

汎用プラットフォーム化、気になります。

アイコンのデザイン大事。

オンプレでの対策には限界がありますからね(むかしの CDN、けっこう高かった…)。

そして、気になる汎用プラットフォームがこちら。


4 番目は AWS の安部さん。今回初参加の方です。

ライブ配信のキモである低遅延については Media-JAWS 関西開催回の西大和学園の文化祭の話にも出てきましたね。

本人の声を再現する形で AI が「先読み発言」をして「低遅延」を演出するサービスが出たら…なんか気持ち悪いですね。


休憩を挟んで後半戦最初は、会場スポンサー TVer の加我さん。

わたしは整いに行く余裕はなかったですが、あったとしても当日のコンディションだと心臓が止まってもおかしくなかったかも…?

モニタリング(≠インフラのみの監視)の話でしたが、

ユーザー体験を向上するためのモニタリング、大事なんですがこちら方面での課題もありそうですね。

個人情報保護法だけでなく海外の GDPR だったり、国内でいえば電気通信事業法なんかの改正も絡んできたりして、良かれと思って進めたのにトラブルの種になったりするので。

エラーを無視せず潰していきたいのはやまやまですが、こういうのが意外と多くて原因の切り分けが大変だったりしますね。


後半 2 番目は MIXI 市野さん。

「Media over IP」初めて聞きました。

www.interop.jp

いくつかの取り組みの中で、気になったのはこれ。

撤退は残念ですね(仕方ないですが)。


ラストは HTB 三浦さん。

巻きでした。

そして懇親会

…完全に疲れ切っていました。

やはり、ハードな予定を前に入れてはダメですね(反省)。

そして、

これをさらに実感しつつ、一方で「自分が書いた記事や発表資料が地味に参照されている」のを知りました。

(表面上、反応はほとんどなくても)

8/19 は三陸

前日びしょ濡れになった T シャツや靴が乾かないままバッグに詰めて、いざバスターミナルへ。

宮古駅では三陸鉄道のグッズを買いつつ鉄印をもらいました。

まずは北へ向かいます。

ちなみに、当初は 8/18 の早朝に宮古駅に出て、そこから三陸鉄道→ JR 八戸線をひたすら北上して鮫駅に行く予定でした。

さすがに暑すぎたので、途中立ち寄った道の駅以外に人はほとんどいませんでした(震災遺構のホテル跡も、見ている間は車が 3 台入れ替わりで来ただけ)。

銃口は向けられていません。

釜石駅で JR 釜石線の「快速はまゆり」に乗り換え。

指定席は満席でしたが自由席はそこそこ余裕がありました。

ただ、遠野駅でほぼいっぱいになりました。

新花巻駅から東京駅へはグランクラスで移動し、

東京駅からの新幹線の中では シンカンセンスゴイカタイアイス を食べて、

帰宅。

お疲れ様でした。