構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

2019年に取り組みたいこと・技術編

先に書いた、

hmatsu47.hatenablog.com

読み直したら技術に関する具体的な記述が何もないので、補足しておきます。

MySQL(Aurora MySQL 互換含む)に関する技術

わたし自身は DBA でも何でもないのでプロの方々と比べられても困るのですが、勤務先の中ではまあまあ詳しいほうではあるので、SRE 活動の一部として、インフラに悲鳴をあげさせないテーブル設計と SQL の書き方について、自分で復習するとともに、メンバーへの浸透をはかっていきます。

あと、遅れに遅れている utf8mb4 化対応も(メンテナンス停止時間の短縮が課題です)。

と同時に、仕事とは何も関係がないのですが(勤務先のシステムは Amazon Aurora MySQL 5.6 互換版なので)、引き続き MySQL 8.0 の動向は追っていきます。

MySQL 以外のデータストアに関する技術

これも仕事と趣味半々です。

まずは勤務先のシステムにキャッシュを取り入れるべく、Redis の導入を進める予定です(SRE 活動の一部でもある)。本当はキューの導入のためさらにもう一歩先に進めたいのですが、とりあえず今年は着実に一歩だけ踏み出す(RDBMS やオブジェクトストレージ以外のデータストアも利用する)ことにします。

もう一つ、RDBMS については「適材適所」ということで、CQRS も視野に入れつつ MySQL だけではなく PostgreSQL の技術も少し研究していこうかと(夜間 VACUUM に敗れて以来十数年ぶりの再チャレンジ)。それもあって昨年のアドベントカレンダーには 3 本も Aurora PostgreSQL 互換版の記事を書きました(注:ほとんど中身はありません)。

qiita.com

qiita.com

qiita.com

※ほとんどウケなかったので、LT にして成仏させました。

speakerdeck.com

※この話の「つづく」の結論は自分なりに出してみたのですが、さすがに LT の続きの需要はないかな…。

AWS 環境のアカウント分離

オンプレ移行のため構築を優先して 1 アカウントで運用してきた勤務先の AWS 環境を、複数アカウントに分離する作業に取り掛かります(というか昨年秋から取り掛かっています)。

前々から気にはしていたのですが、別の開発業務を優先してこの作業が停滞している間、ついに「本番環境とステージング環境を取り違えてオペレーションする」事故が発生してしまいました。

昨年を含め、ここ数年でアカウント横断管理しやすいサービスがかなり増えたので、上手に活用して本番・ステージング・開発の環境分離を進めていきます。

※これ↓なんかはうれしい新サービスです。

AWS Transit Gateway – アマゾン ウェブ サービス

これを進めるのにまず間違いなく CloudFormation が必要になりますが、昨年はかじった程度で終わったので今年は本格的に取り組みます。


たぶん他にも取り組むと思いますが、とりあえずはこんなところです。