12/31 に昨年のふりかえりを書いたので、今日は今年の目標・やること・やりたいことなどを書いていきます。
お仕事編
以下の 3 つを中心に進めていきます。
(本当はほかにもいくつかあるのですが、わたしが頑張ってしまうと中長期的に見てかえって組織に悪影響を与えかねないので、ほかの件はほどほどにやっていきます。)
なお昨年、終盤になって突如転職話が持ち上がったのですが結果としてその話は無くなったので、とりあえず腰を落ち着けてやっていきます。
AWS アカウントのサービス別分離(続き)
昨年、自社のメインサービスのプロダクト環境の分離を終えたので、今度は元のアカウントに残った別サービスの整理を行います。
バックアップサイトの強化
これまでデータバックアップ用に AWS の大阪ローカルリージョンを使ってきましたが、大阪リージョンがフルリージョン化するのに合わせて、サイト全体のバックアップ機能の実装を進めていきます。
スケールを意識したアーキテクチャの変更
ここが最大のポイントです。自社のメインサービスの現状のアーキテクチャはかなり古く、このままスケールアウト&スケールアップ作戦で「延命」を図っても、ピーク時の負荷が現在の倍程度に達するとリクエストを捌ききれなくなる可能性があります。
(まあ今後の AWS プラットフォームの性能向上によって「倍」が「2.5 倍」「3 倍」になる可能性はあるでしょうが、一方で 3 年前の Spectre / Meltdown 対策のような「一時的であれ性能が 1/2 に」という事象が発生しないとも限らないですし。)
サービス全体の規模も大きくなり全体を一度にリニューアルする作戦は取りづらくなっていますし、時間を掛けて綿密な計画を練って…という余裕も残されていないので、今年は全体に与える影響度を見ながら部分部分で試行錯誤しながら進めていくことになりそうです。
個人活動編
昨年の振り返りで、
やっぱり「実践を伴うアウトプット」は大事ですね。
と書きました。
昨年まではインプットもアウトプットも量を優先に進めていましたが、今年は
- 昨年よりは質を重視する
- 「実践ベースのアウトプット」を意識する
スタンスで行く予定です。
Qiita・ブログなど
本数としては、アドベントカレンダーを除いて月 2 ~ 3 本ペースで。
Qiita は単純な「やってみた」(軽く試してみた)記事以外の、実践によって得た知見を元にした記事を増やして行きたいところです。
イベント・勉強会
今年もほぼオンライン開催だと予想しています。
東京都から政府に対し緊急事態宣言発出を要請しているようですが、これは「何としてもオリンピック開催を」ということでしょうね(他の首都圏 3 県はともかく)。
個人的には、オリンピックは開催するにしても無観客の線が濃厚と考えていますが、最終決定(開催か中止か、開催ならどんな形になるか)までの紆余曲折のあおりを受けてコロナ収束の見通しが(年内には)立たなくなり、一般のイベントはリアル開催が更に難しくなるでしょう。
地方民としては、昨年に続いて参加できるイベントが多くなりそうなので歓迎すべき面もあるのですが、惰性で参加を続けてしまうと「オンライン勉強会の参加疲れ」になってしまうので、わたし自身は昨年より対象を絞り込んで参加しようと考えています。
また、登壇についても、これまでは「身のまわりの人の登壇ハードルを下げる」ことを意図して軽いテーマを多めにしていたのですが、今年は「登壇の半分は内容重視」を意識していきます(結果として、回数は減るはず)。
Local IT Meetup(主催イベント)
こちらは昨年開催できなかったので今年はぜひ開催を…と言いたいところですが、
- 主催メンバーの活動に無理が生じないか?
- オンライン開催のメリットを見出せるか?
を十分考慮して進めていきたいです。
MySQL 8.0 の薄い本
今年は MySQL 5.6 のサポート終了が決まっていますが、それに合わせて MySQL 9.0(DMR)がやって来るのかどうなのか…?
いまのところ「MySQL 8.0 の薄い本」の改訂は続けていく予定ですが、四半期ごとのマイナーバージョンアップ全てに対応するかどうかはわかりません(昨年も 8.0.21 は見送りましたし)。
情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)
ほどほどに進めていきます。
まとめ
昨年はコロナの影響もあって、わたし自身大きく活動パターンが変わりました。活動量は増えましたが、中身が薄くなった気がします。
今年は昨年の反省を受けて、「腰を据えて活動する」ことを意識していきたいです。
また、「実践ベースのアウトプット」に向けて、(知見の公開に制約がある)自社サービスだけでなく、「自分のためのサービス」を個人で作って運用…にも挑戦しようと考えています。