構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

JAWS DAYS 2024 参加(1 セッションだけお手伝い込み・3/2)

2019 年 3 月以来 5 年ぶりのオフライン(オンサイト)開催の JAWS DAYS でした!

jawsdays2024.jaws-ug.jp

今回の個人的なテーマ

個人的には、そろそろ「見るだけ」「登壇するだけ」から脱却しないとな、と思っていたのですが。

当日ボランティアスタッフが募集開始から短時間で埋まってしまったあとで、こちら↓のワークショップ(E-6)で「参加者数を増やすのでお助けメンバーも増やしたい」という話を聞きつけて、「Bedrock なんもわからん」「AWS 無冠」なのを棚に上げつつ応募しました。

minorun365.connpass.com

今回の DAYS に参加してみての正直な感想、これだけ人が多いイベントで当日朝早くから夕方まで一日中ボランティアスタッフとして動くには体力が足りない気がしました。

なので、1 セッションだけのお手伝いだけにしておいて結果オーライという感じでした。

アドリブに弱いがゆえに事前準備のほうに力を入れて…と思って臨んだのですが、当日は

  • 事前受付が参加者にあまり認識されていなかった
  • 会場の Wi-Fi がパンク状態になったのはある程度予想どおりだったものの、キャリア回線のテザリングも混雑してしまった

などの問題があり、反省点が多い結果となりました。

特に、テザリングについては「無線だとチャンネルのバッティングで繋がらなくなるかもしれないからできるだけ USB / Lightning ケーブルで有線接続してもらいましょう」という提案をしたほうが良いかな…と思っていながら事前準備をしている間に遠慮して(+途中まで NG だった会場 Wi-Fi の解放に加えて最悪現地では Free Wi-Fi が利用できる話を聞いて「まあいいか」と考え直したこともあり)伝えなかったのが良くなかったですね。

(提案したとしても、参加者のうちのどれだけが USB / Lightning ケーブルで有線接続した経験があるのか?と、実際に接続できるのか?という問題は残りますが。ただ実際に夕方の Serverless チューニングの参加者の方が、無線から USB ケーブルに切り替えて対処されていたようなので、途中脱落者を減らす意味はあったかな?と)

そんな予定外の状況にも慌てず騒がず冷静に説明を進められていたみのるんさん、さすがでした!

そして回線状況が悪い中、半数近くの参加者が最後まで手順を進めようとして、結果的に 1/3 以上の方がゴールにたどり着けた(ように見えた)のは良かったと思います。

ちなみに、当日は参加者に告知した会場 Wi-FiSSID 以外にも JAWS DAYS に関連するもののように見える SSID や「00000JAPAN」(こちらは本来平時には飛んでないはず、というのをすっかり忘れていました)に見えるのになぜかパスワードを要求する SSID(自分の目では未確認)も飛んでいた模様です。

その他、参加した各セッションについて

垂れ流していきます。

Keynote

前述のワークショップ前の段取りがあって出遅れたのでしばらく立ち見をしていたら、長崎社長が出てこられたのでちょっとびっくり。

若い人への世代交代が進んでいる?

立ち上げ当初はコミュニティに勢いや熱量があるのですが、それが落ちてきた頃にうまく立て直して続けていく人の存在は重要ですね。

【D-1】チーム対抗提案コンペ 〜仮想 RFP に提案してみよう!

2 チーム目の提案がぶっ飛んでたw

イベント当日あるある。

順当。

(なお優勝は 2 チーム目でした)

【A-8】コネクタベンダーが AWS のゼロ ETL サービス、ぜんぶ触ってみた!

定期。

いつも困るやつ:テストデータの生成。

いつもの AWS しぐさ(?)。

「おはようからおやすみまで」なら健康的な気がするのに、「こんばんはからおはよう」だとなぜか不健康感が。

料金はさておき、AWS が zero-ETL のような「設定不要(最小限)だけどそれ以上のことができない」サービスに注力してくれる分には他サービスの提供者とうまく棲み分けできて良い気がします。

【C-9】あなたのアイディアがコミュニティイベントで採用!?JAWS PANKRATION 2024 Live Architecting

あれはあれで(聞いているほうは)楽しかったです。

過去の振り返り。

今回達成したいこと。

でも、実際は「できるだけ楽をしたい」というのが本音。

仕込み提案者?

別角度からの提案もありました。

【D-12】"ザ・内製開発" 喋り尽くしトークライブ

あとはしゃべるだけ?

さまざまな闇が語られていました。

スタンプラリー

note.com

普段スタンプラリーはあまり頑張らないタイプですが、今回は(お世話になっている)プレーリーカードが絡む企画ということで、30 個中 20 個集めました。

20 個達成後にどこでステッカーの受け取りができるのかわからずタイムロスしつつも、最後の 2 枚のステッカーを無事ゲットしました!

(最後の 1 枚の受け取りのときに、API との通信がうまくいかなかったのかアプリが応答しなくなって再起動するというおまけ付きでした)

懇親会

あまりの密度に TOC(五反田)開催だった頃を思い出しました。

人を探そうにも全く見通せないので、偶然見かけた方に声をかけるだけで精一杯でした。

そして AWS Samurai の発表が。

今年は 4 名!

告知!

今年の FESTA は広島で 2 日間!

いつも 10 月の JAWS イベントは会社行事と重なって調整に困るのですが、今年は最低 1 日は行けそうです。

このあとスタンプラリー企画の大抽選会もありましたが、残念ながら(というか平常運転で)外れました。



5 年ぶりのオフライン(オンサイト)開催、特にイベント運営経験の少ない若いスタッフのみなさんにとっては相当な苦労があったと思います。

本当にありがとうございました&おつかれさまでした!

JAWS-UG 名古屋 Amazon EKS 勉強会参加(2/27)

先月の ECS に引き続いて今月は EKS(+GitOps)のハンズオン回でした。

JAWS-UG 名古屋 Amazon EKS勉強会 - JAWS-UG名古屋 | Doorkeeper

世良さんによる調整が入ったハンズオン資料はこちら。

github.com

元ネタはこちら↓だそうですが、2 年経過したことでいろいろ調整が必要だったそうです。

aws.amazon.com

勉強会の様子など

はじまりました。

最低限の説明を終えて、(時間がかかるため)手順の最初(IAM ユーザの作成)からEKS クラスターの作成まで先に進めます。

進んでます。

まだ EKS クラスターの作成まで進んでいない参加者もいましたが、時間の都合で説明セッション(LT)がはじまりました。

塩漬けは(極力)やめましょう。

説明セッション終盤、EKS クラスターができました。

といったあたりで最初の説明セッションは終了しました。

ここから GitOps 環境構築に入ります。

そしてその間に GitOps の説明セッション(LT)が。

途中、何故か(手順にない操作で)ページ送りを要求されたり、完了時の URL が空になったりと少々トラブルはありましたが、

GitOps 環境が起動し、デモアプリが初期状態で起動しました。

ただし、起動後しばらく待たないと

502 になりました。

(しばらく待って解消)

手順どおりデモアプリのコードを書き換えて CodeCommit へプッシュすると、

CI/CD パイプラインが走り始めて、

無事、デモアプリが更新されました。

その後、片付けに入りながら、

川路さんのセッション(LT)を聞きました。


なお来月の JAWS-UG 名古屋は、ちょっと変則的な開催になります。

延長戦(?)

実は、リソース削除には結構手こずって、

家に持ち帰ってから、

なんとか完了しました。

お疲れ様でした。

JBUG 広島 #13 〜 Re:Re:Re:Boot ~ 現地参加+鳥取の宿場町と広島観光(2/23-24)

もともと岡山の LT 大会参加を予定して鳥取観光を計画していたのが(3 連休の中日ゆえ?)人が集まらず延期になったところ、たまたま広島で JBUG が開催されるのを見つけて参加してきました。

jbug.connpass.com

JBUG 参加はこのとき(静岡)以来ですね。

鳥取観光@智頭・若桜(2/23)

まずは初日の鳥取観光から。

岡山の予定がなくなり広島の JBUG 開催を知ったタイミングで予定を約 1 日前倒ししました。

直前の天気予報では雪が降りそうな雰囲気でしたが、当日は智頭を歩いているときに小雨に少し雪が混じる程度でした。

元は 2/23 夜に新大阪泊で 2/24 朝にスーパーはくと 1 号(7:30 新大阪発)で智頭に向かう予定でしたが、新大阪泊をやめて 2/23 朝のスーパーはくと 3 号(9:15 新大阪発)に乗って智頭に向かいました。

(家から出発だと 7:30 新大阪発には間に合わない)

そして智頭に到着(定刻から少し遅れたので 11:30 くらい)。

智頭急行の駅窓口で鉄印を…と思ったら、

仕方がないので一旦駅前の観光協会へ行き、パンフレットと自分用のお土産(木の紙ノート:スタンプ帳にする紙を忘れたので)を購入。

戻る途中で JR の駅に立ち寄ってあらかじめ郡家までの切符を買っておきました。

少し待ったら窓口が空いたので鉄印をいただき、少し急ぎ足で智頭宿に向かいました。

杉玉が有名みたいですね(作り方講座もやっている模様)。

小雨の中ほどほどに歩き回った後、石谷家住宅へ。

中は完全な和風ではなく、和洋折衷な部分もありました(階段とか)。

駅までの道のりがちょっと長いのを忘れていたので小走りで戻りました(先に切符を買っておいてよかった)。

地元の政治家の方?

なお郡家では若桜鉄道の一日乗車券を購入。そして、戻りは駅に降りずに鳥取に向かう可能性があったので、JR の鳥取までの切符も買っておきました(正解でした)。

なお路線が長いので天浜線天竜浜名湖鉄道:スズキの地元浜松を走る 3 セクローカル線)のほうが車両は大きい模様。

C12 167 と DD16 7 がいました(奥のほうに見えるブルートレイン 12 系客車は錆でボロボロ…😭)。

最初に道の駅に立ち寄って(道の駅の)きっぷを買ってから宿場方面へ。

16:00 の閉館が迫っていたので若桜民工芸館に向かいました。

www.torican.jp

その後、一旦来た道を引き返して若桜郷土文化の里へ。

おそらく通常ならこのあたりは道端などに雪が残っているのでしょうが、今年は数日前に気温が 15 ℃以上まで上がったようなので雪は遠景の山の上にしか見当たりませんでした。

登録有形文化財の橋です。

蔵がたくさんありますね(昔と比べれば減ったのでしょうが)。

駄菓子を買ってから駅に戻りました。

バイクの名前と同じということで、聖地になっているそうです。

鳥取で一泊しました。

次にこちらの方面に来るときは、旧余部鉄橋橋梁や周辺のダムに立ち寄りたいです(そうすると鉄道での移動は厳しいので車…?)。

広島観光@宮島・原爆ドーム周辺(2/24)

鳥取を 7:00 に出発して岡山経由で広島へ。

広島から宮島口までの電車はむちゃくちゃ混んでました(4 両編成だったせい?)。

宮島上陸。

冬だしロープウェイも点検で運休中なので人が少ないかと思ったら、3 連休のせい(?)ですごい人!

厳島神社の参拝は断念。

豊国神社(千畳閣)では御朱印としゃもじ(小)をいただきました。

大願寺(厳島弁財天)でも御朱印をいただきましたが、みなさん不動明王にお参りするときに二礼二拍手一礼されていました(なんでだろう?)。

JBUG の会場が原爆ドームの近くだったので戻りは市電で。

しばらく周辺を歩きました。

JBUG 広島 #13 に参加

14:15 頃に会場に着いたらほとんど席が埋まっていましたが、目の前にサブディスプレイが。


全体を通しての感想です。

まず、普段自分が仕事として関わっているのが Web の自社サービスであり、かつプロジェクトの管理は独自に進化(?)を遂げたスタイルなので、話のコンテキストを理解するのに苦労する場面が多かったです。

なので、グループワークの「人が増えても速くならない」についても、どういう文脈で受け取って何を話せば良いのかを探るのに時間がかかってしまい、本格的に議論に参加する前にタイムアップしてしまいました。

ただ、コンテキスト理解に苦労するコミュニティのイベントにあえて参加するのも(疲れはしますが)良い経験になりますね(静岡のときにも似たような感想を書いていました)。

というわけで今後も避けずに(いろいろな意味で)「プチ越境」していこうと思います。


ここからは個別セッションについての簡単なコメントです。

BacklogWorld 運営が Backlog を使う話。

会社ではなくコミュニティでサービスを使って試すのでドッグフーディングとはちょっと違うのですが、コミュニティには「中の人」も参加しているので部分的にはドッグフーディングと言える…?

全てをツールで解決するのではなくコミュニケーションの取り方を工夫してプロジェクトをうまく回す話、参考になります。


Backlog のガントチャート機能リニューアルの話。

採用技術を変えてのリニューアル、ビッグバンリリースになりやすいのですが、しばらく新旧併存でユーザーが切り替えできるようにしておくことでリスクを小さくする手もよく使いますね。


77 時間で企業サイト制作チームをディレクションしてコンペで採用された話。

親睦をはかるつもりがチームの亀裂のもとに…?

目の前のことに囚われすぎずにできること(=仲違いしたメンバーの間に入って調整する)に徹するの、言うは易し行うは難し、ですね(自分も喧嘩に参戦してトラブルを大きくしがち)。


いきなりオフショア開発のスクラムマスターを任された話。

上司の方が SPOF 化してしまったため、上司が担っていた役割を分割して(?)スクラムマスターを任された、とのこと。

言葉を尽くすより視覚に訴えるのが早いケースもある、ということでしょうかね?


休憩を挟んでメインセッション、とグループワークの時間。

ソニックガーデンの話は kintone Café で以前うかがったことがありました。

hmatsu47.hatenablog.com

以降、セッションの内容から少し外れたポストばかり続けてしまいましたが。

ChatGPT の言いなりになるのは違うでしょうが、壁打ち相手として活用するのは間違ってないと思いますね。

人の育成、「ベテランが若手を育成」という一方的な関係じゃなくて、双方向の関係も必要なんですよね。

グループワークは本のタイトルそのままの「人が増えても速くならない」グループに参加。

  • どういった「プロジェクト」をイメージしているのか?
  • 「人を増やす」の定義(単に「作業員の頭数を増やす」だけを指すのかそうではない意図を含むのか)
  • 「速くなる」に「止まってしまったプロジェクトを再び動かす」ようなケースも含むのか?

などを探りつつ参加メンバーの話を聞いていたら、あっという間に時間がなくなりました。

倉貫さんのコメントでは「人を増やしても速くなることは絶対にない」という話でしたが、個人的には↑に示した項目などのコンテキスト次第、あるいはそのときの状況次第では「速くなることもある」と思っています。

  • プロジェクトが最初から「完璧」な状態でスタートするとは限らないこと
  • そもそも 1 人の人間ができることには限りがあること(仮に社長がプログラミングできたところですべてを 1 人でこなせるわけではない)、それゆえ「プロジェクト」は複数のメンバーでチームを組んで進行すること
  • いくら自動化したとしても「人」の問題、特にコミュニケーションの問題で進行が遅くなる・止まるケースがある(というか多い)こと

を考えれば、「単純に頭数を増やす」以外の「人を増やす」(プロジェクトに足りないスキルを埋める、SPOF を解消する、コミュニケーション不全を起こしているチームのコミュニケーションを仲介しながら改善する、など)でプロジェクトの進行が「速くなる」ことはあるでしょう。

(身の周りでは「〇〇のプロジェクトチームの参加メンバーを増やす」ようなとき、単に「人手が足りないから頭数を増やす」意図ではなく状況改善の意図を込めてメンバーを選んで参加させているケースが多いように感じます)

まあ、もともと本が扱っているテーマから↑のような話は外れているのではないかとは思いますが。


…などなど、初日の後半と 2 日目の前半は(重い荷物を持って)ひたすら歩き回って体力勝負(?)、そして 2 日目の後半はひたすらコンテキスト理解に頭を使う、というバランスの良い(?)遠征、となりました。