大体、エンジニアの人たちが年初に「やることリスト」を書く場合、
などなど、とにかくアウトプット重視!そして目立つ!的なものを挙げるのでしょうが、私の場合は前年比で進歩があまりありません。
実力があるかどうかは一旦棚に上げておくとして(そもそもエンジニアリングらしきことをしてないのでエンジニアを名乗れるか怪しい)、というか実力を上げるためにはアウトプット重視で進めるのが近道なので気にせずどんどん進めば良いのでしょうが、残念ながら、勤め先が少し古い体質のコンサルティング会社なので、
「アウトプットに対する支援がない」
どころか、
「アウトプットすることに制限を課す」
というルールが未だに生き残っており、なかなか自由がききません。
もちろん「アウトプット」を完全に否定しているわけではなく、自社プロダクトの開発に寄与する形のアウトプットは当然の義務ですし、コンサルタントとしての書籍出版なら歓迎されますが(といっても特に業務面や時間的な配慮はなさそう)。
「目の前の仕事に直接役立つような知識とスキルを習得して、目の前の仕事を片付けて、それでも余裕があれば業務時間外に好きなことをやれ」というスタンスなので…まあ、残念な状況になるのは仕方がないかと。
そんな状況で「いい人が来てくれない」なんて…当たり前じゃないか。
というわけで、当面はQiitaにこっそり書くかLTでゴニョゴニョする程度でお茶を濁すことに…。
まあ、せっかくこっそりやるのだから(?)、「たくさんの人に読まれるものよりも、ほんの一部の人にとってそこそこ役立つニッチな情報をアウトプットできるように」がんばってやっていきます。
※といいつつ、一昨日、こっそり書いたもの(内容は完全な手抜き)がQiitaのトレンド入りしてはてブでもそこそこ行ってしまったので、正直ビビりました。普段の1ヶ月分のアクセスがわずか1日で…。
なので、吹っ切れたようにおおっぴらにアウトプットし始めたら、責任者が代わって組織のルールが変わったか、今の仕事を○○○か、のどちらかだと思います。
因みに、今を遡ることウン十年前、中学生の頃にPC雑誌に投稿した記事が何度か掲載されて、わずかですが原稿料をいただいたことがありました。
今の基準はわかりませんが、当時の基準で20ページ分ぐらいの原稿料が、下手をすると、今の時代に数百ページの技術書を@3,000円で1,000部くらい売った場合にもらえる印税とほぼ同じです。
技術者不足の時代と言いますが、技術者の労力がなかなかお金に結びつかない時代でもありますね…。