構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

DDDオンライン勉強会 「設計の基本原則"高凝集・低結合"とアーキテクチャ」(3/29)

前回から 2 週間、3 回目の参加です。

ddd-community-jp.connpass.com

今回も質問が多数寄せられたので、テーマのうちの半分「高凝集・低結合」のみが対象となりました。

「SOLID のすべてを意識しなくても、高凝集と低結合を意識すれば結果として結構カバーできるので、この 2 点を意識するのがお勧め」ということで、

little-hands.booth.pm

こちらの本ではわずか 4 ページ半ほどの記述ですが、(いつものように)時間を掛けて

  • 説明
  • ライブコーディング
  • Q&A

を進め、最後に

  • さらにもう一歩進んだ実装(のライブコーディング)

を付け加えられました。

3 回目の参加ともなると、少しは余裕を持って見ることができました。

※見るのと自分でやるのとでは大きな差があるので、自分でやろうとすると間違いなく躓くと思いますが。


現在、職場の開発チームでは新しいプロダクトの設計をどうするか話が進んでいます…が、進んでは戻り、進んでは戻りでなかなか形になっていません。

※わたしはインフラチームなので、隣で様子を見ているような状況です。

今回は DDD の導入は諦めたらしく、明確な設計の指針がないままメンバー同士で「ぼくがかんがえたさいきょうの(といいつつ実はそうでもなくて本当は迷いがある)せっけい」を戦わせているような状況になっております(笑)。

「リリースまでに繰り返しリファクタリングをしている時間的な余裕がないから DDD はやらない」と言っているのですが、これだけ迷いやブレがあると、「DDD そのものはやらないとしても、経験と感覚をベースに場当たり的に考えるのではなくて、何かの指針を定めて設計して行ったほうが結果としてリリースも早いのでは?」と思ってしまいます。

その意味で、今回の「高凝集」「低結合」は使えるのではないか…という気がするので、タイミングを見て一言ツッコもうかとしばらく様子を見ているところです。

※ツッコみ方を間違えると、プライドが高い人に意図を勘違いされるので(つい先日も別件でそのようなことが…ああ嫌だ)、気を付ける必要が(めんどくさいなあ)。

パフォーマンスの懸念があって「理想ばかり追求すると遅くなるのでは?」という話もあるようですが、そこは「推測するな、計測せよ」なんですけどね(なんならその分野ならわたしもそこそこ戦力になるのでヘルプを求めてくれればいいのに…おそらく危惧しているほどパフォーマンスの問題なんて出ないはずだけど、「一度やってみればすぐにわかる」ことなので)。


話が脱線しましたが、今回できなかったアーキテクチャの話、(次回?)楽しみにしております。

JAWS DAYS 2020 オンライン ライブ配信(3/28)

今回は色々と用事があったのでゆっくり視聴することができませんでしたが、「参加記録」だけは残すことにしました。

jawsdays2020.jaws-ug.jp


いまのところ不要不急の外出自粛要請は出ていない愛知県ですが、いつ情勢が変わるとも限らないので割とバタバタしてました。

このほかにも、実家の買い出しや不在中の配達物の受け取り@郵便局、などなど。

結果として、全セッション「ながら聞き」または「外出中で聞けず」のどちらかになってしまいましたので、個々のセッションに対する感想は控えます(アーカイブが残っていたら後で見直します)。

ただ、全体を通して「(オフラインでの最高の舞台を用意することはできなかったけれど)オンラインでできる限りのことはしたい」「とにかく楽しみたい」という気持ちは伝わってきました。

最後のほうだけは家で落ち着いて聞いていられましたが、LT 登壇の皆さんも手を抜かず全力で LT されていたのが印象的でした。


今回、通例に沿わない形で AWS Samurai に個人ではなく九州支部が選ばれ、主要メンバーが亡くなるという不幸に負けずに活発な活動を続けられたことが評価されたとのこと。

AWS に関連するところでは、クラスメソッドの都元さんも他界されました。

新型コロナウイルスもどうなるか分からない状況ですし、「生きていることが当たり前」ではないことを思い知らされます。

「いまできることを、いまのうちにやる」ことの大切さ。

とはいえ、自分勝手に出歩いて、気付かないままウイルスをまき散らすこともできない。

では何を?といえば、やっぱり「家でできるアウトプット」でしょう…ということで、最初のセッションの吉田さんのお話につながります。


オンラインイベント・勉強会の開催も良し、ブログを書くのも良し、本を書くのも良し。

今月、わたしは慣れないオンライン勉強登壇に 4 回チャレンジしてみましたが、一方で Qiita(最近ゴタゴタがあって退会者が続き、少なくない記事が消えて行ったのが悲しい…)に何の記事も書いていないことが心に引っかかっていました。

そして今日、月末ギリギリ近くなってしまいましたが、ようやく AWS ネタで一本追加することができました。

qiita.com

内容はイマイチですが、やらずに後悔するよりは…。


開催に関わられたみなさま、ありがとうございました。

来年は、オフライン開催で、新しい会場でお会いしたいですね。

MySQL Casual Talks Online(beta) Vol.1(3/25)

会社から家に帰り着いたあたりで、AliEaters からこちらの参加へ切り替えました(途中まで並行で)。

mysql-casual.connpass.com


myfinder さんと yoku0825 さん、その他の皆さんが絡んでの最初のトークが「MySQL Casual の 10 年」(正式タイトル忘れた)でした。

いろいろ脱線しながら 10 年間を振り返るということで、話者サイドから一部「内輪ネタばかりではないか心配」との声もありましたが、遅れに遅れて 9 年目から本格参戦したわたしでも十分楽しめました。

コミュニティのことを知らなくても、MySQL の 10 年、あるいは MySQL の周辺プロダクトの盛衰を知っていることで楽しめた部分もあります。

「コミュニティ活動はその時々でやりたい人が主導してやっていけば良い」というスタイルでも廃れずに続いていることが凄いことでもあります。


次は yoku0825 さんの InnoDB Cluster の話。これは「実験の過程」の呟きをときどきチラ見していたので、「あー、あの呟きのことだな」と思い出しながら聞いていました。

MySQL Shell のようなツールで初期構築や「通常の作業」が飛躍的に楽になった一方、背後の仕組みは以前よりも複雑になっているので、「普通に使うには何も問題がない。問題が出るまでは」というのが非常によくわかるお話でした。

とにかく、クラスタ構成でデータの整合性を保ちつつ性能をスケールさせることがいかに難しいか(特に更新!)、ですね。


3 番手はわたしでした。MySQL 8.0 の薄い本についての、1/28 のオフライン MySQL Casual Talks vol.13 から数えて 3 回目の話です。

新型コロナウイルスパンデミックなどで状況が刻々と変わり続ける中でわたしの方針も変わり続けております。もう「おとなしくしているだけではいけない」ということで、ついに BOOTH での有償配布を始めました(本体 100 円ですけど)。

今後は状況を見ながらもっと攻めていくかもしれません(MySQL 8.0 の薄い本自体はタダもしくはそれに近い形で続けますが、それ以外にも…?)。


最後はまみーさんからの「次回登壇予告」。新しいやり方(?)で最後をシメる形となりました。


次回も楽しみです。