構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

AlibabaCloud Developers Meetup #15 AliEaters Live(3/25)

会社帰りの移動中に視聴しました。

alibabacloud.connpass.com

会社帰りでメモも取れず実況ツイートもできずだったので細かいことまでは記憶していません(ごめんなさい)。


Alibaba の新型コロナウイルスへの取り組み(大和田さん)のお話、主に中国から見て国外(国外在住の中国人向けも含む)に対する支援のためのサービス提供の話ということで興味を持って聞いていました。

中国あるいは中国企業にそのような支援の「覇権」を握られるのは後々問題が…というネガティブな話もありますが、それはそれとして、こういうときの「思い切り」や「速さ」は中国企業ならではだな、という印象です。もちろん日本も初期の段階では中国ほか諸外国への支援は速かったとは思いますが(あまり報道されてない?)。「AI や IoT はもう外せない」というのもなるほどその通りです。

吉村さんの大容量データを中国に送る話、ちょっと前までであれば TB 級のデータを家庭用回線を使って送受信しようとすると容量トリガで帯域制限が掛かっていたと思うのですが、最近は(モバイルを除いて)大丈夫なのでしょうかね?あと、平時と(政府による)制限が掛かったときとで実効速度が大きく変わりそうなのも気になるところですが、平時であればいろいろな手段が考えられることを知って勉強になりました。

まあ一番の障壁は、まわりの「Alibaba」ブランドに対するネガティブなイメージなのですが(笑)。


この後、別のオンライン勉強会への参加があったので中座しました(一応ときどきちらちらと眺めてはいましたが)。

オンラインだとこういうことができるのが便利ですね。

DDDオンライン勉強会 「集約・境界付けられたコンテキスト」(3/15)

先週に引き続き、今回もリアルタイムで参加しました。

ddd-community-jp.connpass.com


タイトルには「集約」と「境界付けられたコンテキスト」とありますが、質問が多数寄せられた関係で「集約」のみで打ち切ってあとは「大質問大会」になっていました。

(本編よりも質問回答の時間のほうが長かったのです…。)

実はこれ、結構「大事」というか。

とりあえず「まだよく理解していないけど興味があるので参加している勢」にとっては、「わからないこと=なんとなくボヤっとしていてどういう表現で質問したらいいのかわからない」ので、それを言語化できるレベルの人が質問をしてくれて、それに松岡さんが回答されているのを聞いているだけでかなり勉強になります。

  • 集約に関係するところで複数の制約が存在する場合にどう実装したら良いか?
    • 片方だけ集約内に実装する?
    • 両方とも集約内に実装する?(これは集約が大きくなりすぎる=ロックの範囲が大きくなりすぎるので NG)
  • 集約またぎで制約を実装するときに、どう実装する?
    • 集約の中に集約を「階層化」する?(これは NG)
    • ユースケース層(アプリケーションサービス側)に書く?
    • ドメインイベントを用いる?(ちょっと難易度が上がる)
    • ドメインサービスに書く?
  • 集約内でエンティティのリストはどう持つ?
    • エンティティ ID のリスト?
    • エンティティ自体のリスト?(これは NG)

このあたり、いざ実装しようとするときに悩みそうなものばかりです。

オフラインの勉強会にも質問タイムはありますが、言葉で聞いているだけになる分聞き逃しやすいですし、オンラインで録画も残るとなると、後で再確認することもできるのでありがたいです。


今回もリアルタイム参加の後、録画を(前回より少し慣れたので 1.25 倍速で)見て復習しました。

理解度や「慣れ」の程度に合わせて、標準~ 1.5 倍速の間で再生して復習するのはお勧めです。

第5回 情報セキュリティ事故対応アワード(3/10)

こちらも Web セミナー化されたおかげで参加することができました。

news.mynavi.jp


表彰(辞退が多かったのは残念)でのビジュアルアーツさんのお話もパネルディスカッションも面白くて、1 時間半があっという間に過ぎ去りました。

ただ、ディスカッションを聞いていて気になったのが、

「もしかして、セキュリティの専門家のみなさんとそれ以外の一般の皆さんの間で『どんな対応を評価するのか』の認識がズレてない?」

という点。

経営層や非 IT 職の皆さん、BtoC のサービス利用者にとっては技術的な話以上に、

  • 人的な面の対応はどうするのがよいか
  • 影響範囲はどこまでか(システム面に限らず)
  • 補償はどうなるのか

が大事かもしれません。

そういう視点を持って話を聞いていると、

という思いになりました。

一般向けの告知と専門家向けの情報共有は分けて考えないと、告知で伝えたい内容がうまく伝わらない可能性もあります。

Twitter 実況の TL にも、

との意見がありましたし。

パネリストの皆さんがそのあたりに触れなかった、という話ではないのですが。

楽しんだと同時に、色々と考えさせられたオンラインセッションでした。


来年もオンライン配信があるといいな…。