構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

製造業でも生成 AI 活用したい!名古屋 LLM MeetUp オフライン参加(5/17)

製造業ではありませんが、せっかくの地元開催、かつ普段名古屋で接することが多い層とは別の主催者および参加者層だったので、参加しました。

kinto-technologies.connpass.com


タイトルにあるとおり、技術の解説ではなく活用がテーマでした。

各社一様に出てきた話は、ある意味当然ではありますが、

「みんなが使えるようにアカウント配布したから(ルールの範囲内で)好きに使ってね」

では組織内に浸透しない(結果、利用されない)、ということ。

  • 実際に動くところを見せる
  • 興味を持った人と伴走する
  • 仲間を増やしていく

などの地道な活動が必要、という話でした。

これは IT 企業でも部分的には当てはまるものの、IT 企業の場合は放っておいても勝手に活用するタイプの人の割合が一般企業よりも高いので、そのあたりの実情を理解せずに IT 企業が顧客(一般企業)にサービスを提案して失敗しないよう、注意が必要ですね。

そして、コンテストのようなことを開催したときに「その場限り」にするのではなく、そこから事業につなげることも重要。

この話を聞きながら個人的に思ったこと。

推進の機運が出てきたタイミングで「NG 行為」が発覚して機運が一気に萎まないよう、あらかじめ推進する側がガードレールを設けておくのも大事。

それから、AI にしろ DX にしろ(まあ他の分野、例えばセキュリティなんかも当てはまりますが…ゼロトラストとか)、残念ながら「一般企業を半ば騙すような製品・サービスを売りにくる IT ベンダー」は存在するので、一般企業の側にも

のように対抗できる知識を持った人が必要、というのも(忘れがちですが)大事なポイントですね。

そしてもう一点。

発表やディスカッションでは出てこなかった話ではありますが、組織への導入で躓くケースでありがちなこと。

ディスカッションでは「AI の導入が目的ではない。業務改善の一環として進めるべき」という話が出ましたが、業務改善としての有効性が高いほど、それを進めることで仕事を失う立場の人が全力で抵抗するケースは多いです。

(そして、当人は自らが「抵抗勢力」だとは思わず、「組織の一員として正しい主張をしている」「私利私欲で反対しているのではない」と本気で思っている)

「筋さえ通せば」「大義名分があれば」と思っていると痛い目に遭うので、そこは注意しないといけないですね。


発表とディスカッションの後は懇親会でした。

狙いどおり、普段よく話す人たち以外とも交流ができました。

最近はいろいろな地方に出かけて交流の幅を広げていますが、地元にいながらにして普段交わらない層との交流を広げる手もあることをあらためて認識できました。