構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

July Tech Festa 2019(12/9)

「12 月なのに July Tech Festa」、今年の東京行きの締めくくりとして参加してきました。

2019.techfesta.jp

今回もまた Twitter 実況スタイルだったので、参加セッションについては軽く感想などのみを記していきます。

[A00] 「ペパボっぽい」エンジニアカルチャーを創る言葉と仕組み(山下 和彦さん)

  • 「同質化」「ペパボっぽさ」について肯定感 100% な感じだったのが印象的。
  • 自分自身の会社・チームを振り返ってみると、同質化や風土に関して言えば「肯定半分、そうでない面半分」な感じ。
    • IT スキルに全振りではなくいろんな業務知識が付くのは良いところ。「仕事ごっこ」が残っているのが悪いところ。

[A02] 心理的安全なチームづくり ~リーダーシップとしての心理的柔軟性とは(石井 遼介さん)

  • 「目に見えないものを論点にしない」その通りだなあ。
    • でも「やる気があるかどうかなんて、目(顔)を見たら一目瞭然だろ」とか言われてしまうのが現実か。
    • それ、ホントは見えるはずの「アウトプット/アウトカムの中身」の評価ができない人に評価させちゃうのが問題なんだろうなあ。
    • 「見えるはずのものが見えてなくて、見えないものが見えているつもりになってしまう」バグ。

[B10] Connected Carに向けた、トヨタの現場の取り組み ~働き方の変革から、OSS活動まで~(伊藤 雅典さん)

  • トヨタ生産方式アジャイルと通ずるものがある」確かに。
  • OSS 活動も意外だけど理にかなってる。
  • デンソーもそうだけど、セクションによってやってることや風土の「振れ幅」が大きい印象。

[D20] 開発組織とリモートワーク(マツモトサトシさん)

  • 東京に行ってしまったマツモトさんの顔を久しぶりに拝むため(?)に参加。
  • リモート、難しい点もあるけど乗り越えられないことはないんだな、という感想。むかし自分で「勝手リモート」してたときもなんだかんだでうまく回ってたし。
  • YAMAHA 万歳(?)。

[A30] 機械学習基盤の本番運用とその取り組み(太田 航平さん)

  • MLOps の現場も SRE と似てる、と。
    • 良いことを聞いた。SRE 見習い中で ML に興味があって試してる後輩のスキルや経験が将来生かせそう。
  • 語られない苦労はそれなりにありそうだ。

[F40] 日系大企業で2年間アジャイル開発を経験した新卒エンジニアが考える、「なりたい組織・人物像」とは?(髙市 智章さん)

  • X 理論と Y 理論。
  • たしかに Y 理論のほうが結果的に伸びる…とは思いつつも、「特段優秀でもない部下」を持つ身のマネージャーが X 理論的な対応をしてしまう気持ちも分からなくはない…。

[F41] 新しい文化導入に学ぶリーダーシップとフォロワーシップ(仲亀 拓馬さん)

  • 「上司と部下」ではなくて「なにかに取り組み始めた人と、それに同調して取り組みを進める・支える人」の話。
  • この文脈での「リーダー」か「フォロワー」を若いうちに経験できた人が「自走」できるんだろうなあ。

[F42] EXTREME TEAM で Agile を目指して(竜田 茂さん)

  • タイトル通りの強いチームでチームにあったやり方を進めていった話。強い。
  • そうでない人たちのチームにはそうでないやり方がある、ということでもある。

[A01] LINEのEngineer Culture(池邉 智洋さん)

  • 「転職したわけでもないのに(社名をはじめとして)会社がどんどん変わっていく」中でのエンジニアカルチャーの変遷の話。
  • 「大事なのは Enjoy the Challenges!」
    • 時代の流れの中で、勝手(?)に環境は変わっていっても、楽しむことだけは変えない。

セッション終了後、JTF でははじめて懇親会に参加しました。

帰りの時間の都合で前半の 1 時間のみで、抽選会の結末を見届けることはできませんでしたが、持って行った例のブツも捌けて楽しい 1 時間でした。

ITざっくばらん会in磐田【Rev.004】(11/16)

1 周年記念天浜線貸し切りツアー、ということで遠足気分で参加してきました。

itzakkubaran-iwata.connpass.com

参加者 2 名を途中でピックアップしつつ、現地へ向かいました。

ところが…

ということで、集合場所まであと 1 ~ 2km 、というところで渋滞に。

先月の別イベントのときの失敗をふまえて早めの時間に来たので、結果として問題のない時間に着きましたが、一部運営の方を含め、渋滞にはまってぎりぎり会場へ来られる方、遅刻する方が続出。

わたし自身過去 10 回近く同じ道を通っていますが、駅を通り過ぎる前に渋滞に巻き込まれるのは初めてでした。

なお、受付で個人プレゼント企画(天浜線グッズ+肥薩おれんじ鉄道グッズ)をしていたので、半分受付を手伝うスタッフ状態に(単に邪魔してただけ?)。

そんなこともあり、プレゼント企画中の写真を撮り忘れ、前半戦のツイートもすっかり忘れ…。


(ここから、皆さんのツイートを拝借。)

関係ないですが、「肥薩おれんじ鉄道」の略称は「おれ鉄」です。

洗車機自体はちっちゃいので、割と「あっという間」です(細かい部分は手洗い)。

転車台で回って…

今度は外から回っている様子を眺めます。

点検中。よく見ると台車が…?

パケット(物理)が通ります。

扇形の車庫です。

鉄道歴史館を見学。

そこには、意外なものが…(一部エンジニアの視線、釘付け)。

ヘッドマークたち入浴中。

これも文化財です。


お昼になりました(この時点で予定よりちょっと遅れてる)。

ある参加者のお昼ご飯。

やっと本日初ツイート。

ちなみに、午後の予定は鉄道ゆえ「時間厳守」。昼休憩の時間が元々短めだったのがさらに短くなり、転車台カレー組のうち、ちょっと出遅れた一行は集合の数分前になって出てきたカレーをダムカレーよろしく口の中に流し込むことになったらしいです(わたしはおとなしくコンビニへ。でも、結果的に駅弁組が一番良かったかも)。


とりあえず、集合時間にはみんな揃いました。

午後の部、貸し切りツアースタートです!

LT タイム。はるかさんより。東海道線の冗長経路として敷設された旧二俣線(現天浜線)の歴史のお話。

2 番手ゆいなさん。車両の話をしてます。

そして、わたしだけなぜか天浜線の話をしてません(笑)。


LT の後に短い告知を挟み、いよいよディスカッションタイム、スタートです。


掛川駅でトイレ&おやつタイム。

東海道本線セカンダリ経路的な天浜線ですが、駅のトイレは男女 1 つずつしかなく SPOF となっています。

差し入れありがとうございます!


折り返し。

ちなみにわがチーム、鉄オタ話に振りすぎて、この時点でほとんどなにも書けてない(笑)。

以上、発表でした。

テーマパーク構想?や地元タイアップ・コラボレーション案の一方、「何も足さない」案もあり(この考え方も大事だなあ)、「ハブ」というネットワークエンジニアらしい発想もあり。

わがチームは「さわやか列車」でしたが、国内のインバウンドを狙うにはやっぱり東京の人たちが興味・関心を持つものが強い!といえるかな?と思います。

ディスカッションの締めの言葉の後に、天浜線からのお願い!

このあと告知タイムがあり、沿線風景を楽しんだ後、天竜二俣駅に到着し下車。


天竜二俣駅構内にある人力トロッコ。じつは手前に向かって登り坂になっているので帰りが辛いらしい。


いったん解散し、希望者のみ懇親会(さわやか浜北店)へ。

飯テロすみません!

終了です。お疲れさまでした!


なお、この後…

東京方面へ帰る参加者で「在来線オプショナルツアー」が。


天気も良く、楽しい「遠足」でした。

PostgreSQL Conference Japan 2019(11/15)

2 年連続で参加してきました。

www.postgresql.jp

去年は朝の通院と重なったので午後からでしたが、今年は朝から参加できました。

ぬこ@横浜さんが Togetter でまとめてくださっています。

togetter.com

(以降、感想などを。)

PostgreSQLの皮を被った次世代RDBMS - Project Tsurugi (劔) について -(神林 飛志さん)

  • なかなかぶっ飛んだ?お話で目が覚めた(眠くなかったけど)
  • 他の方が呟いていたように、現実には「性能 1/10」でもコード書くのが楽なら従来型の RDBMS が選ばれるケースがまだまだ多そう(一部のサービスを除くと「それで十分」なケースが多いし)
  • とはいえそればっかりではなにも進歩しないので、こういうプロジェクトが進められているのはありがたい

クラウド時代のPostgreSQL - Hyperscale (Citus)(藤田 稜さん)

  • Azure の DB サービスでは OSSPostgreSQLMySQL が伸びていると聞いて、時代が変わったことを実感
  • 最近流行りの「スケールする RDB」、全然追えてない
  • やっぱり中国には負けてる(単なる「利用」という面だけでも、リクエストの声が少ない)

PostgreSQL 12 and beyond(ミカエル・パキエさん)

  • 遅刻してしまったので途中から参加
  • 新機能、これからの機能を大雑把にしか把握できなかったので後で資料を見直す

PostgreSQLだってビッグデータ処理したい!! ~GPUとNVMEを駆使して毎秒10億レコードを処理する技術~(海外 浩平さん)

  • 先日の「熱演!再演!PGConf.Asia 2019」の復習として聞く
  • 性能の高さ・リソースの潤沢さは全然違うけど、ハードの限界や「隙間」を活用する姿勢(?)が 8 / 16 ビット時代に頑張っていたことに通ずる気がして親近感がわく

Kubernetes でつくるPostgreSQL as a Service(小林 隆浩さん)

  • こちらは「スケール」というより「たくさん管理」というコンテキストの話(がメイン)
  • ストレージ I/O に使える NW 帯域・遅延の問題は早めに解決する必要がありそう
  • とにかく「どんどん使って試してみる」ことが大事になりそう

PostgreSQL のための共有ディスク型スケールアウトの開発(綱川 貴之さん)

  • 開発に懐疑的な開発者のお話(笑)
  • アンケートを取ると結局「できたら欲しい」という話に…(日本の闇?)

The Digital Experience with PostgreSQL in Taiwan(林 宗禧さん)

  • 台湾の日本との違いを実感
  • 日本がやってることが全て良くない・遅れてるわけではないと思うけれど…

懇親会ではコレ↓を。

なお、見知った MySQL サイドの皆様もちらほらといらっしゃいました。

去年、何気なく参加したことでその後の行動範囲がかなり広がったので、こうして温かく受け入れていただけるコミュニティはありがたいです。

(去年は午後だけでしたし懇親会にも参加しなかったのですが、それでも。)


【おまけ】

こちら↓もよろしくお願いします!