構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

真岡鐵道鉄印の旅、ほか(7/14)

大吉祥寺.pm への参加の翌日は、(東京の西端近くに宿泊したにも関わらず)東京を突き抜けて東へ向かいました。

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出だしからトラブル?

以前にもありましたが目が覚めた時点で(5:50 頃)頭痛でした。

そのまま起きて活動…がダメそうなパターンだったので、出発を 7 時頃から 8 時台後半に遅らせることにして、頭痛薬を飲んで一旦寝ました。

1 時間半遅れで出発

その後無事「復活」したので出発。

(吉祥寺の近くで 1 泊するお値段と秋川で 2 泊するお値段がほとんど同じだったので仕方がないのです…)

武蔵野線→ TX 経由で茨城エリアに来ました。

休日の朝なので 1 両ですよね。

目的の、真岡鐵道に乗ります。

真岡駅に到着

SL を模した駅舎のようです。

窓口がわからず挙動不審になりながらも鉄印ゲット。

併設の「SL キューロク館」も見学。

建物内には 9600 形蒸気機関車 49671 号機と、スハフ 44 形客車 25 号機が展示されていました。

「キューロク」の付番方法はミドルエンディアンみがある

左側は1号車なのに

右側はなぜか7号車

出発が遅れたのでここで引き返す

当初は茂木方面に行く予定でしたが、出発が遅れた関係で、引き返すことにします。

人口規模はわたしの居住地と大して変わらないにも関わらず、休日昼間の中心街はゴーストタウンのように静まり返っていました。

東京にはあんなに人がいたのに…

次に向かった笠間市も(市役所の場所は「市の中心街」ではなく「旧友部町の中心部」に移ったので「中心街」とは言いづらい、とはいえ)同じようにゴーストタウンのようになっていました。

(おかげで、お土産を買う場所が見つからず←とにかくコンビニとドラッグストア以外の商店が開いてない…)

正直、

「これは技術史料館(資料館)の閉館に対して危機感を持つ以前に、首都圏以外の地方都市の消滅に対して危機感を持った方が良いのでは?」

という気持ちになりました。

友部駅から笠間市歴史民俗資料館へ

友部から特急に乗り換えて東京へ向かうまでに時間があるので、笠間市歴史民俗資料館を訪ねることにしました。

www.city.kasama.lg.jp

が…

Google 先生の経路情報の徒歩時間だけ見て下車駅を見間違えていたので、本来「宍戸駅から徒歩 8 分」のところ「友部駅から徒歩 28 分」にw

展示はそれなりに充実していました。

地元愛知の市であれば、もう少し整備されているかな?という感はありますが、個人的には「これはこれで趣があって良い」という印象です。

帰路

特急に乗って東京に出て、新幹線で名古屋へ。

いつもよりは早めの時間帯に帰り着きました。

大吉祥寺.pm および大懇親会ボランティアスタッフ参加(7/13)

前夜祭に続いて、いよいよ大吉祥寺.pm 本番当日!

kichijojipm.connpass.com

開場前の準備

ホテルを秋川駅前に取ったので、1 時間ほど掛けて吉祥寺の武蔵野公会堂へ。

9:00 に玄関が開いたのでそこからロビーに(受付や名札を書くための)机などを配置。

ついでに邪魔になりそうなものを隅のほうに移動。

ほどほどに配置した後は荷物をスタッフ&登壇者控え室(2F)へ…というところで、中 2F のトイレ前の階段で躓いて盛大に転けましたw

(誰も見てなかったのでセーフ)

いよいよ開場!

受付担当なので「開場直後のラッシュが来るかな?」…と思ったら、案外普通に参加者の方が流れてきました。

100 人以上の規模のカンファレンスだと、少なくとも開始 30 分前から 15 分前くらいは混み合う…はずですが、そんなことはなく。

(3 連休初日で午前中の天気も予想外に良かったので、「家族や友人同士でお出かけ」にスイッチした人も多かったのかな?と)

開演!

で、いつもなら少し遅れてきた参加者の受付を終えてひと段落ついたところで、セッションの様子を見ながら X にポストを連投…するのですが、今回は割と断続的・散発的に参加者受付が発生していたので、モードの切り替えタイミングを失いましたw

(途中からホールの様子を受付前の画面で見られるようにしていただけたので、中の様子はわかったのですが)

昼休み

今回、ぼっちランチを避けるための「同じものを食べたい人同士をマッチングしよう!」企画があって、そのマッチングをお手伝いすることになっていました。

(普段はわたし自身が「ぼっち飯」になることが多いんですけど…)

最初はたくさんの人が流れてきて苦戦したものの、結果的に何組かのマッチングのお手伝いができました。

途中で「リアルすえなみチャンス」が始まりましたw

午後のセッション

途中まで受付付近にいましたが、2 セッションだけホールに入って聞きました。

コンテナの話、じっくり聞きたかったのですが、「LT 登壇に備えてホール内の電波状況の確認」をしたかったので、手元で PC 操作をしていて結局落ち着いて聞けず。

買った技術同人誌で後から復習します!


ボランティアスタッフとして、おみくじの印刷レイアウト調整など事前準備に時間を取られていて、資料を作る時間がなくなってしまい大慌てだったようですが、大慌てで資料を作ったにも関わらずクオリティの高い内容でした!

ガラパゴスヘーシャ…

そして LT タイム!

最後の共催 LT を除く CfP 組ではラストバッターでした。

LT とはいえみなさんトークが上手いのでどんどんハードルが上がっていきます…

直前の成瀬さんがハードルを最高に上げたところで自分の出番です。

ここでなぜか「それまでにないパターン」の映写トラブルが発生しました(その「間」のおかげで少し落ち着けたかも)

わたしの LT の内容はこちら↓です。

www.docswell.com

5 分間の LT という時間的な制約、会も終わりに近づき参加者が疲れてくる時間帯、そして自分自身も疲れているだろう…という点を見越して、

  • 具体的な展示品の紹介はできるだけ最小限
  • 句で主張するメインテーマはできるだけ単純に

というコンセプト(?)で行きました。

本当のことをいうと、企業や公的機関が開設・運営する史料館(資料館)は

  • 入館料は無料か低額(数百円程度)であり、入館料で収益を上げることも施設の維持費を賄うことも(あまり)想定していない
    • なので、人がたくさん見にきたからといって、ずっと続けられるとは限らない
  • 人手不足の問題も大きい
    • 例えば NTT 技術史料館の場合、OB がガイドをしているが、これから「不景気で採用を抑制してきた谷間世代」「定年廃止・実質的な定年延長」などで「OB がいない」時代が来る

など、継続する上で入館者数が直接的に求められるものではないはずです。

一方で、

  • 入館者数の減少は「廃止の表向きの理由になりうる」

という事情もあるので、「どんどん行って残そう」というシンプルな主張(?)にしました。

また、こちら↓に LT の準備のために訪問した全国各地の史料館(資料館)についてまとめました。

hmatsu47.hatenablog.com

個人的に、笑いの要素はほぼ入れていなかったはずなのですが、ところどころで笑いが起きて温かい気持ちになれました。

(午前中にスピーカーから流れてくる会場の声を聞きながら、受付スタッフでこんな話をしていました)

最終セッションから閉会まで

LT の後のナカミチさんのセッションは、片付けのことも気になったのでロビーで聞いていました。

このとき、

ae-off.connpass.com

こちらの「ご近所開催イベント」の参加者の方が「大吉祥寺.pm も気になった」ということで駆けつけて急遽参加、という嬉しい出来事もありました。

大懇親会

自分の LT が「すえなみチャンス賞」に選ばれることはないだろうと思っていたので、ナカミチさんのトーク後もそのまま片付け作業を続けて、クロージングの閉会の挨拶が終わる前に一足先に大懇親会の会場へ。

connpass の地図からは分かりづらい場所だったので、念のため外に出て、後発隊を見つけつつ「こちらを曲がってくださーい」係をやっていました。

案の定、集団から離れて歩いてきた参加者が違うお店の前で困惑しているのを見つけて、正しい場所へ誘導できました。


大懇親会は、たまたま入り口付近に「スタッフ同士の個室」ができたので、そこに加わりました。

プログラミング言語の話と、なぜか「タダ飯(寿司)おじさん」の話題で盛り上がりましたw

おまけ:ミニ句会

公式ではなく、個人として「ミニ句会」をオンライン上で開催しました。

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投句していただいた方の半数にプレゼントを渡せなかったなど、反省点は多く残りました。

やはり、運営のお手伝いと同時並行でやってはダメですね。

ちなみに、オンライン投句箱は Next.js 14.2 の App Router を(ChatGPT4o の助けを借りつつ)雰囲気で触って作りました。

github.com

App Router、Server Components や Server Actions については、本番向けのビルドの際、自動判定で「まずはできるだけ静的に生成(要は SSG)」というコンセプトでビルドするので、本当は SSR として動的に処理することを意図したコードが SSG で事前に固定的な内容になってしまうなどの難しさがありますね。

(結果として、開発モードのときは意図どおり動いていたのが本番向けにビルドすると動かなくなる、という事象に悩まされました)

最後に:ボランティアスタッフとして参加して

セッションを落ち着いて聴きたかった(そしてそれは無理だった)感はありつつも、前日までの準備も含め、非常に楽しい体験でした。

おみくじの内容のアイデア出し(結果的にわたしが出したものがたくさん採用されていました← MySQL とかインフラ寄りのものがあったのはそのせいだったり…)、そしてひたすらおみくじを作る共同作業(?)もそうですが、当日の動き方(参加者の受付のスムーズな流し方)など、コアスタッフ・ボランティアスタッフの垣根なく議論をしながら進めて当日を迎えることができました。

自分で引いたおみくじにもわたしのアイデアが1つ…?

次回の「超吉祥寺.pm」の頃には体力が残っているかどうか怪しいので「ボランティアスタッフとして参加するぞ!」という宣言はできませんが、特に若い方には「◯吉祥寺.pm のボランティアスタッフはスタッフ体験もいいぞ!」ということをお伝えして、この参加記録ブログ記事を締めたいと思います。

みなさま、おつかれさまでした&ありがとうございました!


(そして翌日の記事はこちら↓)

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NTT 技術資料館再訪+db tech showcase 2024 Tokyo+大吉祥寺.pm 前夜祭『生存者バイアスナイト』(7/12)

大吉祥寺.pm の LT 資料作成後の写真見直しと、前回訪問時に駆け足で通り抜けた 3F をあらためて時間をかけて回るという 2 つの目的で、雨の中 NTT 技術資料館を再訪してきました。

(前回の記事はこちら↓)

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また、当初行く予定ではなかった db tech showcase 2024 のチラ見もしてきました(3 セッションだけ)。

最後に、(当初はパスして大吉祥寺.pm 当日に備える予定だったのが、参加者のキャンセルで枠が空いてしまったのを見て)急遽参加することにした前夜祭に途中まで参加してきました。

NTT 技術資料館再訪

再訪中は全く X にポストしませんでしたが、13:00 の開館から1 時間ほど掛けて、主に 3F → 2F の順に、前回あまり見れなかったところを見てきました。

加えて、資料に載せてみたものの閉館間際で暗くなった状態のロビー(体験コーナー)の写真を撮り直しました。

体験コーナー

…結局暗かったですね。

で、資料の写真の入れ替えは…すっかり忘れたまま本番を迎えました。

こんな顔出しパネルがあったのも前回は気づきませんでした。

ちょっと「◯ーもくん」っぽい?顔出しパネル

電伝探訪の解説中だった 1F にも少しだけ立ち寄りましたが、前回 D70 のところで見落としていた ISM を見つけました。

ISM の解説

db tech showcase 2024 Tokyo

www.db-tech-showcase.com

一旦中央線で三鷹まで出たのを途中まで引き返して市ヶ谷へ。

セッションを聞く前に MySQL のブースに立ち寄って、界隈で話題(?)のこちら↓をゲット。

セッションは生成 AI での OraclePostgreSQL マイグレーション支援の話と TiDB 移行話、そして PostgreSQL マルチマスターの話に参加してきました。

生成 AI でのマイグレーションではやはり RAG を活用していましたが、おそらく本当に「実用」になるまではもう一歩、というのが現在地でしょうか。

(Cohere 2.1 で試した結果なので、内容はちょっと古かったかもしれません)

TiDB については、今のところはメリットと同時にデメリットもきちんと把握された上で Aurora からの移行に踏み切っているユーザーが多い印象ですが、これから「よくわからないけど TiDB のほうがイケてそうだから移行してみる」パターンが増えてくるのかな?という予想です(まさに普通の MySQL や RDS から Aurora への移行がブームになった頃のように)。

PostgreSQL マルチマスターは、主に性能向上目的ではない、可用性向上目的のマスター(プライマリ・書き込みノード)冗長化の話で、ざっくりいうと標準実装ではなくサードパーティーツールを利用したほうが構成も運用もしやすい、ということでした。

大吉祥寺.pm 前夜祭『生存者バイアスナイト』

こちらは X でのポスト禁止でしたが…わたしが帰ってからが「本番」だったようで。

というか、レギュレーション上は禁止だったのですが、前半のトークは登壇者自ら発表資料を X に流していたり…という感じで、それほど燃える要素も部外秘にしないといけない内容もなかったようです。

途中で抜けて帰る際、中央線が遅れていて乗り継ぎが大変でしたが、なんとか門限までにホテルにチェックインできました。


(翌日の大吉祥寺.pm 参加記録はこちら↓)

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