構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

本の紹介/プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門 サービスの全体像からクラウドネイティブアプリケーション構築まで

最近は非IT本ばかりだったので、久々にコンピュータ関連書籍の紹介です。

会社近くの大きな本屋ですぐ手に入る…と思っていたら、全然見つからなくて苦戦しました(引っ越す前の会社の近くにあった本屋にはたくさん置いてありました)。

www.shoeisha.co.jp

以前紹介した、AWSについての同様の書籍(↓)と、(ベース部分は)同じ著者(阿佐さん)です。

hmatsu47.hatenablog.com

但し、第5章の機械学習については、(おそらく)共著の中井さんが書かれたものだと思います。

GCPも東京リージョン開設でもう少し盛り上がるか…と思っていたのですが、同様の位置づけの書籍は、しばらくの間電子書籍Kindle本)ぐらいしかありませんでした(それ以前は、GCEやGAEの本ぐらいしかなかったですね)。

入門書なので、「とりあえず始めてみる」ところまでしかカバーしていないのですが(それでもAmazon本よりは少し範囲が広いです)、このようなサービスは「とりあえず手っ取り早く始めてみる」ことが重要なので(とりあえず動くものを作るところまでたどりつければ、あとは解説書がなくても何とかなってしまう面もあります)、あるのとないのとでは大違いです。

 

最近、同僚がAWSのイベントに参加して(色々な意味で)刺激を受けて帰ってきましたが、パブリッククラウドの世界は急速に進んでいるので、特に出遅れた方には心強いでしょう。

もっとも、「全サービス紹介」のような書籍は(最近はAWSでもそのようなものが出なくなってきましたが)新サービスがどんどん追加されるせいで陳腐化しやすいので、あまり役に立ちません(私もKindle本を含め数冊持っていますがすでに使っていません)。

「全体像を知る」ためには、最初から全体像を知ろうとするのではなく、この書籍のような入門書で「とりあえず始めて」みて、操作感や思想に慣れてから、イベントなどに参加して…というほうがいいのではないかと思います(完全に、個人的な経験に基づく私見ですが)。

いきなりイベントに行くと…そこで話されている内容が外国語にしか聞こえず、特に気が弱い方や、逆にプライドが高い方は恐怖や無力感を覚えてトラウマになりそうなので、事前の「素振り」が効果的?です。