(その1の続きです。)
AWSKRUGの現状(Sanguk Parkさん)
ソウルリージョンを通じたマルチリージョンアーキテクチャの高可用性を構成する(Channy Yunさん)
Raspberry Piを利用した顔の表情分析と感情を認識するシステム構築(Hyunmin Kimさん)
韓国からの参加です。
AWSKRUGの現状 (Sanguk Park) - JAWS Days 2017
2015年以降、AWSKRUGからJAWS DAYSには2名⇒4名⇒8名(今回)と参加者が増えているそうなので、来年は16名でしょうか。
Cross-regional Application Deplolyment on AWS - Channy Yun (JAWS Days…
ソウルリージョン開設前の韓国のAWSユーザの多くが東京リージョンを使っていた関係もあり、ソウルリージョンは開設時から多くのサービスがサポートされていること(東京のユーザがDR目的で使うときにサービス低下で困らない)、日本からのRTTが30ms程度であること。
加えて、Route53・S3・RDSなどのクロスリージョン対応サービスの使い方(DynamoDBはライブラリでコントロールする必要あり)、アプリケーションのデプロイ方法、ソニーの事例などが紹介されました。
Raspberry Piを利用した顔の表情分析と感情を認識するシステム構築
Raspberry Piを利用した分析については、安価な機材でのIoTとマネージドサービスの組み合わせでの分析方法が紹介されました。
顔分析では、AWSのRekognition以外にAzureのFace APIなど複数のサービスを組み合わせて精度を上げる工夫がありました。
実は、私も「くだらないお遊び」で似たようなこと(複数サービス併用)をしようと思っていました(ただ、カメラの映像で認識した顔情報を分析・蓄積すると個人情報の問題が生じるので、それはするつもりはなかったのですが)。
AWSデータベースアップデート 2017(星野 豊さん)
DBまわりの去年からのアップデートの話です。
Redis、Aurora(と少しRDS)、Athena、そしてComing soonなGlueが取り上げられました。
Auroraについてはすでに知っていた情報も多く含まれていましたが、オンラインDDLの仕組みや、クローニング、高速INDEXの仕組みについて聞くことができたのは収穫でした。
また、今後DB監査が重要な時代がやってきそうですので、Advanced Auditingも大事な機能になりそうです(まだ「具体的に何ができる」という話がされることはあまりありませんが、そのうち)。
Athena、これから出る予定のGlueも、使いどころのイメージができました。
本来なら、この後懇親会・LT大会に参加してから帰るべきところですが、前日入りしていることや体調が万全でなかったことなどもあり、残念ですが、セッション終了後そのまま帰りました。