構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

JAWS-UG AI/ML #27:Generative AI / ML LT 大会 LT 参加(6/23)

枠が 1 つ空いていたので、急遽翌日 6/24 の PostgreSQL アンカンファレンスで話す予定だった内容から一部を切り出して話すことにしました。

jawsug-ai.connpass.com

(参加者一覧を確認したら、アスキーの大谷イビサさんが何らかの都合でキャンセルされて空いた枠だったんですね)

とはいえ

10 分(質問タイムを少し圧縮したとしても 11 〜 12 分)で GraphRAG の説明まで内容に含める余裕はなく…と思っていたら LT トップバッターの方(とすりさん)が予定されている内容が GraphRAG の仕組みの説明で、「それなら GraphRAG 自体の説明を省けるからなんとかなる!」と思って(翌日 6/24 の PostgreSQL アンカンファレンスで話す資料すら未着手だったのですが)即参加申し込み。

会のレギュレーションで「前日中に資料を所定の場所にアップロード」が決まっていたので急いで資料を作って(うっかり Typo をいくつか残したまま)なんとか準備を完了しました。

当日

オフィス出勤日だったので開始に遅れる予定だったのですが運良く定時退勤 RTA に成功して、開始前ギリギリに配信用の StreamYard に入室することができました。

(入室用の URL、一度確認していたにもかかわらずいざ入室しようとなったときになかなか見つからず焦る)

AWS SUMMIT JAPAN 2025 AI/ML ブース特集(AWSJ 佐藤さん)

ちょうどこれを書いている 26 日に会期が終わりましたが、AWS Summit Japan 2025 のブース展示の事前説明でした。

今回、残念ながら

AWS Summit Japan 2025 には現地参加できませんでしたが、X の TL で様子を見ながら配信を視聴していました。

そういえば F1 ではないのですが X の TL ではホンダのクルマが話題になっていましたね。

GraphRAG の仕組みまるわかり(とすりさん)

speakerdeck.com

GraphRAG の仕組みについての分かりやすい解説でした。

(便乗させていただいてすみません)

目的としてはこれ以外にも「LLM に正確な文脈を把握させる」(重要情報の取りこぼし防止やハルシネーションの軽減)などがありますね。

いわゆる Naive RAG(純粋な RAG)ではこれが結構大事という認識です。

(Advanced RAG(事前+事後検証などで精度を高める RAG)はコストがかかるのとレスポンスが遅くなる問題が…といいつつ GraphRAG も Advanced RAG 側ですが)

生成 AI で web アプリケーションを作ってみた(たじもんさん)

speakerdeck.com

最近流行りの AI コーディングエージェントを使って Web アプリケーションを作る(残念ながら完成しなかった)話でした。

コーヒーを飲み比べた記録を残すためのアプリケーションの開発でしたが、個人的に

ということで意外と身近なテーマ(?)でした。

AI エージェントがたくさん書いてくれるのは良いけどレビューが大変、というのはよく聞く話です。

楽しむのは大事ですね。

(特に AI エージェントにやってもらった内容のチェックとダメ出しばかり繰り返しているとき、楽しくないと「なんで自分はこんなことをしているんだろう…」となりますからね)

LlamaIndex の Property Graph Index を PostgreSQL 上に構築してデータ構造を見てみる

www.docswell.com

わたしのネタでした。

GraphRAG でグラフ構造のデータをデータストアに格納する際、通常はグラフ DB などネイティブでグラフ構造をサポートするグラフストアを使うのですが、性能を度外視すればリレーショナルな DB にも格納することができます。

実際、SQL 標準(SQL:2023)にもプロパティグラフ向けの SQL 構文は存在し、これを使う形で Oracle Database 23c ではプロパティグラフをサポートしています。

一方で PostgreSQL は通常のグラフ DB 向けのクエリ言語(Cypher など)も SQL:2003 のプロパティグラフ向け構文もサポートしていないのですが、通常の JOIN や再帰共通テーブル式を使ってグラフを探索する実装が TiDB(PingCAP)から提供されていたので、これを PostgreSQL+pgvector の環境に移植してデータを投入して見てみた、という話をしました。

やはり時間が足りず 12 分ほど早口で話したので正直理解はしづらかったと思います(反省)。

反応ありがとうございました。