構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

TSKaigi 2025 re:Cap in Nagoya 参加(5/30)

会社の同僚と一緒に参加してきました。

TSKaigi 2025 re:Cap in Nagoya - connpass

こちらと被ってしまったので TSKaigi 2025 本編は聞けず、ついでに言うと最近は TypeScript でコードを書くよりも AI に Python のコードを書かせている期間が長かったので勘を取り戻せるかどうか不安だったのですが。

(といいつつ「勘」といえるほどのものは元から無いゆるふわ勢)

各セッション

実はこの話、

という事情で当日急いで資料を準備したそうです。

Soundness(健全性)と Usability(使いやすさ)のバランスをどう取るのか?が本編のセッションで語られていたのを引用した話だったようです。

(本編に参加していないのではっきりとはわからず)

最初から JavaScript ではなく(何らかの意図があって自ら選んだ、ではなく仕事で求められて)TypeScript から入った人などは「今自分が何のために TypeScript で書いているのか」実はわかってない、と言う事態が発生しがち…?


確かにトランスパイルせず TypeScript のコードのまま実行環境に持ってきて実行できれば楽…ではあるのですが。

「トランスパイルエラー・型エラーからの解放」というと、何のための TypeScript なのか…という疑問が。

加えて、

「そのまま動くとは言っていない」などといわれてしまうと事情を理解していない人からすると「?」しか浮かばないですよね。

まあ、現時点のリアルは

そう甘くはないようですが。


繰り返しになりますが本編に参加していないのでわたしにとっては「復習」ではありません。

話の流れから察して、

と思っていたらやはりそのようでした。

もちろんそっちではなく抽象構文木です。パーサー(とかそれを利用するリンター)に使うほうの。

そして後半は Live vive coding で、

こういうワードが出てくるとフラグが立って、

そして、

ゴールとは違う方向に進み始めたので強制終了。

(「デモは失敗する」のお約束は AI にも通用する(?)ようで)

しかし、前のセッションで出てきた「Node.js での TypeScript ネイティブサポート」によって CI/CD の「お作法」からトランスパイルが消えたとき、AI が型エラー・トランスパイルエラーから得られたはずの「コーディングミスの指摘」を得られなくなることで正しいコードの生成に辿り着けなくなる、なんてこともありそうです。

LT

TSKaigi 2025 内で参加者交流(プチ)企画を実施した話でした。

wabi さんがそうだったかどうかは別としてこの考え方もアリですね。


セッション・LT の後は交流会でしたが、勘が鈍っていたこともあり TypeScript らしい話(ってなんだ?)はほぼできなかったので、あらためて復習しなおします…。

やはり「React」「Next.js」などフレームワーク寄りの話ではなく「TypeScript」がテーマだと思想的な話に寄るので、中途半端に関わっているだけではなかなか理解が難しいですね。

AI にコードを書かせるようになったら(少なくとも当面の間は)そのあたりの理解の有無でトラブル回避(正しいコードが生成できない無限ループ、あるいは崩壊からの脱出)の成否が変わりそうなので、自分でコードが書けるうちにある程度書いておかないと。