構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

FOSS4G TOKAI 2019(8/24)

GIS 分野は全くの素人ですが、MySQL ユーザ会副代表坂井さんの影響(?)で興味を持ったので、土曜日のセッションのみ途中から参加しました。

foss4g-tokai.github.io

それ以外の参加理由としては、Korette のサポーターでお手伝いをしている、というのもあります。

korette.jp

地域振興に GIS は重要な気がします(確信があるわけではなく、「気がする」だけですが)。


参加セッションは以下のとおりです。

  • セッションⅢ MySQL 8.0で強化されたGIS機能の紹介とシェープファイルのインポート手順について(Oracle Corporation 山﨑 由章さん)
  • セッションⅣ Society5.0(☓)においてGISはどのような使われ方をするのだろうか。(中部大学 竹島 喜芳さん)
  • セッションⅤ QGISを用いた文系大学におけるGIS教育の実践(愛知大学地域政策学部 駒木 伸比古さん)
  • セッションⅥ Harmoware-VIS: 手軽に使える時空間情報の3次元可視化・分析ツール(名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 河口 信夫さん)
  • セッションⅦ ざっくり理解するDeck.gl(日本経済新聞社 清水 正行さん)
  • セッションⅧ Leaflet + WebGL(インディゴ株式会社 松澤 有三さん)
  • セッションⅨ ディープラーニングを地物ジェネレーターとして活用する(株式会社オービタルネット 小林 裕治さん)
  • セッションⅩ Deep Learningの前処理と後処理で使うGDAL/OGR(五大開発株式会社 荒木 光一さん)
  • セッションⅪ オープンソースでつくる地図サービス(株式会社Geolonia 宮内 隆行さん)
  • セッションⅫ 地域課題解決におけるオープンの役割:アーバンデータチャレンジへようこそ(東京大学空間情報科学研究センター/アーバンデータチャレンジ事務局 瀬戸 寿一さん)

とりあえず、わかる話は最初の MySQL 8.0 の話だけ。その次の(Not)Society5.0 の話は GIS の技術的な話ではなかったのでまあなんとか。

そしてその次の QGIS を使った教材づくりのはなしでは、Twitter の TL の皆さんの流れに乗って、紹介された教科書を Amazon でポチりました。

地域研究のための空間データ分析入門
地域研究のための空間データ分析入門

タイトルの下に、三遠南信好きの興味をそそる(?)文字列も入っています。

そこから先は二次元ではなく三次元(+時間)の話が続きます。ツールやライブラリをどう利用するかは理解できていないものの、「見せ方」の良いヒントをいただきました。

ディープラーニングについてはさっぱりですが、こちらもわからないなりに面白そうでした。

Geolonia の API、正式リリースになったら使ってみたいです。

最後、アーバンデータチャレンジについては、実は Korette もエントリしていました(本選に出ることはできませんでしたが)。競争率も高かったようです。


セッションの後、アンカンファレンスにも参加。「開発」と「DB」のチームに参加しましたが、さすがに専門知識がないまま勢いで参加してしまったので、まともに発言できませんでした(非技術のチームに参加しても面白かったかも…)。


冒頭に記した通り GIS 分野は素人であり、GIS コミュニティのイベントにも初めて参加しました。(地元なのに)完全にアウェイでしたが、わからないものをわからないなりに遠慮なく実況ツイートすることで、自分も「参加している感」を感じることができました。

Korette 含め今後のサービスに生かせそうなヒントもいくつか見つけましたし、たまにはいつも参加している馴染みのコミュニティから一歩外に出るのも良いな、というのを実感した一日でした。