ここのところ(急に決まった沖縄を除いて)連続して参加している「中国地方 DB 勉強会」、一度行ってみたかった松江開催ということで今回も参加してきました。
当日、朝まで知りませんでしたが「ホーランエイヤ」という 10 年に一度のお祭りの開催日だったので、急遽松江城観光をあきらめ(翌日に回し)少し遅れて松江入りしました。
DynamoDB Step Zero to One(吉田 貴文さん)
クラスメソッド岡山、吉田さんの DynamoDB 初歩からの解説セッションでした。 わたし自身はまだ DynamoDB を使ったことがありませんが、今回の LT で扱うために構造の近い Alibaba Cloud Table Store に触れたことで、DynamoDB の構造についてもある程度まで把握することができました。
自分自身が Table Store を使ってみた感覚と会場の「RDBMS の猛者」の皆さんたちの反応から考えると、やはり RDBMS に慣れた身にとって若干とっつきにくいものであることは間違いなさそうです。
「キーバリュー」といっても「分散データストア」として「パーティションキー」があり、さらにパーティションキー以外のレンジキー(ソートキー)列とあわせてユニークな状態にしないといけないこと、キー以外での検索が(インデックスを作成しない限り)できないためそれが必要なら全行スキャン後にフィルタ抽出する必要があることがとっつきにくい原因のような気がします。
DMS を使った異種間 DB 移行で学んだ PostgreSQL の面白い所(高橋 一騎さん)
これまでに数回聞いた「DMS を使った DB 移行」の要約とその後と関連情報をまとめた話です。
正直、新しい話はあまりなかったのですが、実例が少ない「DMS での異種 DB 移行」(特に MySQL → PostgreSQL)なのでアップデートしつつ何度も切り口を変えながら繰り返し話していくべきテーマですね。
アプリケーションエンジニアな私がホスティング業界に来て感じたあれこれ(高橋 邦彦さん)
高橋(邦彦)さんの「GMO ペパボ転職記」です。
扱う台数は少なかったものの「インフラ中心」でキャリアを積んできたわたしから見て、ほぼ逆の立場からの話が新鮮でした。 特に、
- オンプレ環境を運用していても、物理は外部委託しているので全く触らない
点が新鮮でしたが、加えて
- 強い人がいるのは(活用できれば)福利厚生
- 10 年前とは時代が違う(長時間労働で何かを解決する時代ではなくなった)
ことを再確認できるお話でした。
その他、途中に LT タイムがあり、わたしは前述の通り Table Store について少しだけ話しました(LT タイムは 1 人 5 分になった、と聞いたときからそれを目指して方向転換したので、「LT らしい LT だった」という反応を得られたことは収穫)。
また、地元の話、四国(香川)の話も聞くことができて地方それぞれの事情がわかって面白かったです(相変わらずの語彙力…)。
今回も本編の後は懇親会に参加しました。 採用の話(意外と新卒採用と教育を頑張っている)、キャリアの話など興味深い話を聞くことができました。
ホーランエイヤの解説展示なども見ることができて、前日の復習になりました。