JAWS DAYS 2018に前日入りするために東京に来たので、いつも通り美術館へ。
さすがに夜なので「金曜日の夜間開館」目当て、そのため「美術館巡り」はできませんでしたが。
熊谷守一といえば、岐阜県東農地方(現中津川市)の出身ということで、愛知・岐阜の美術館等にたくさん作品が所蔵されているのですが(実際、今回の作品の大半が愛知・岐阜から借りたものだった)、ほかにも東京や山形(天童)の施設などで所蔵されている作品もあって、とにかく数がかなり多い展覧会でした。
また、熊谷作品ですぐイメージが浮かぶのは「赤い輪郭線の、平面的で明るい色の絵」ですが、初期の作品は「暗がりの中の光」を意識したような作品が多く、途中から赤い輪郭線を書いたり書かなかったりしているうちに画風が変わって明るい色の作品が主になった、というような印象の展示でした。
混雑はしていなかったのですが、まあまあ人が多かったようです。
とにかく数が多かったのでゆっくり立ち止まって見る、というわけにはいきませんでしたが(着いたのが18:45頃だったので)、幸い、後半に行くにしたがってシンプルになり同じ構図の作品が複数あることも増えたので、急ぎ足で見ても何も印象に残らない、ということはありませんでした。
その後のコレクション展示(常設)は時間切れで完全に駆け足で見ることになりました。