春のITイベントシーズンが2~6月だとすれば(2月や6月が「春」なのか、というツッコみはありそうですが)、秋は、9~12月、特に東京の場合、10月と11月が秋のITイベントシーズンといえると思います。
・10/5~6 Security Days 2016 東京
・10/19~21 IT Pro EXPO 2016(東京)
・10/26~28 Japan IT Week(幕張)
・11/5~6 オープンソースカンファレンス 2016 Tokyo/Fall
他にも、Oracle Cloud Days Tokyo 2016が10/25~26、Microsoft Tech Summitが11/1~2、VMwareのvForum 2016 TOKYOが11/8~9、などなど。
私の場合、
・業務に関係のない情報も(場合によってはそれを中心に)収集する目的で参加する
・ついでに博物館・美術館・旧跡巡りなどをしてくる
ということが多いので、大抵は会社を休んで私用で出かけるのですが、普通は会社から業務として出かけることがほとんどだと思います。
※名古屋で開催されるものもありますが、基本的に私は東京(スケジュールが合わなければ大阪)に出かけます。仮に見たいブースが名古屋など地方都市にも出展していたとしても、規模が比較にならないほど小さいので、やはり東京の会場に参加することをお勧めします。
業務として出かける場合、
・直属の上司、先輩に連れて行かれる
・同僚と連れ立って行く
・後輩を連れて行く
ことが多いと思いますが、たまには、
・直属でない上司(エンジニア経験なし、またはその立場から遠ざかっている)
・営業など非エンジニア職の役職者
に「どうですか?」と声をかけて、一緒に行ってみるのもいいと思います。
「行きたくない」「暇がない」という方を無理に誘う必要はないと思いますが、中には
・興味はあるけれど、専門知識がないから行きづらい
という方もいらっしゃるはずです。
そんな状態でも、時にはIT予算の執行や、自社が提供するITサービスについて、何らかの意思決定をしないといけないこともありますし、エンジニアの人事評価に直接または間接的に関わることがあるかもしれません。
そんな方を「今ITの世界で起きていること」を知ることができる場所に連れ出し、雰囲気だけでも味わっていただくことができれば、今後の意思決定に少しは役立つかもしれませんし、あなたの業務のことも、以前と比べて少しは理解されるかもしれません。
ブースの人との会話やカンファレンスの内容などを「通訳」してあげることで、あなた自身に対する評価が変わるかもしれません。
また、非エンジニアの役職者の興味・関心事を知ることができて、あなた自身が勉強になる、という面もあります。
いつもと勝手が違ってちょっと緊張するかもしれませんが、たまには、「いつもと違うITイベントへの参加の仕方」を考えてみるのもいいと思います。