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名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

本の紹介/あなたのセキュリティ対応間違っています

今年の夏ごろに出た本ですし、私がわざわざ紹介する必要もないか、とも思いますが、先日参加したISACA名古屋支部の月例会のプレゼントで職場の新人Sさんがジャンケンに全敗して見事ゲットしたのと、Amazonのレビューに著者(辻さん)のおかんが降臨し、局所的に話題沸騰状態(誇張度110%)になっているらしいので、読んでみました。

www.amazon.co.jp

なお、決してSさんから強奪したわけではありません。自分でKindle版を購入しました。創刊号から日経NETWORKを定期購読しているので、元記事は読んでいるはず…ですが、部屋がカオスで引っ張り出せないので、あらためて買って読んでいます。

ちなみに、Sさんは、自分が読み終わったら会社のみんなに共有してくれるそうです。

 

ネタバレになるので詳細は控えますが、日ごろからこういう事例集などで脳内シミュレーションしておかないと、いざ自社でインシデントが発生した時に、ネットワークを切断すべきかどうか、すぐに判断できないでしょうね。

もちろん、ルール化も重要ですが、ルール化してもイメージができていないと、結局個別判断になりそうです(そして、対処が遅れる)。

逆に、「恐れる気持ち」だけで行動してしまうと、掲載事例にあったように、「ネットワークの切断とは全く関係のない問題なのに切断してしまい、業務に多大な支障をきたす」ことにもなります。

 

ところで、著者のおかん(お母さん)ですが、わからないことを調べつつ、ちゃんと最後まで読んで内容を理解されたそうで…平易に書かれているとはいえ、この内容を理解できるまで読み切るって、なかなかすごいです。

 

まさか、(内容と著者からして)なりすまし、ということは、ないと思いますが。

 

謝辞は、お母さんなら泣けますね。