構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

退院しました

昨日無事に退院しました。

包帯から血液等の染み出しもなく、心配していた痛みもそれほど無く(出されている鎮痛剤はセレコックス錠なので、すごく強い薬ということでもないです)、退院前に主治医の先生に言われたとおり、飲む量を調整していこうかと思っているところです。

手術について

先に「無事終わった」と書きましたが、事前の予想通り、予定より1時間ほど遅れて始まりました。

体は元気なので、普通に歩いて手術室へ。以前、耳鼻科の手術で、体は元気なのに車いすで連れていかれたことや、ストレッチャーで運ばれたことも数回あり、かえって恥ずかしかったことを覚えています。

手術室のエリアに入ってから、実際に手術を受ける部屋に行くまでが結構長く、ダンジョンのようでした。帰りに「自分で歩いて帰れ」と言われたら、出口にたどり着けない自信があります。

部屋に入り、勧められるまま手術台へ。でもなんだか変なのでしばし躊躇。右手の手術なのに、明らかに左手側に台が伸びています。どうやら準備を間違えた様子。まあ、右利きの人が利き手でない側の手の手術を行うことのほうが多いでしょうから(右利きの人にとって「利き手が使えない」ことはかなり大変なはずなので、グロムス腫瘍「疑い」と言われて利き手の手術を決断するのは難しいでしょうね)、間違えるのも仕方ないかもしれません。こちらから何か言う前にスタッフの方が気づいて、急いで台の配置を直しました。

スタッフの皆さんは、研修医または学生、といった感じの若い方ばかりでしたが、手際よく進めてくださったので特に心配になることはありませんでした。執刀医(主治医)の先生も偉ぶることなく和気あいあい(という表現で合っているのかわかりませんが)とコミュニケーションを取っていらっしゃいます。過去4回受けた耳鼻科手術のうち、大人になってからの3回は良かったのですが、子供のころに受けた手術が最悪だったので、スタッフが適度にリラックスしている状態というのは患者にとっても重要だと思います(そうも言ってられない難手術もあるでしょうけど)。

グロムス腫瘍は、まだあまりメジャーなものではなく、一般の整形外科・皮膚科などではなかなか診断が付かないようなので(私の場合は運が良くて、例外的にかなりスムーズに進みました)、研修医や学生の皆さんが、それぞれ進んだ先でちゃんと診断を付けられるようになっていただけるとありがたいです。

手術自体は、準備を含め1時間程度で終わりました。途中、「あれ?」「見つからないぞ」「どこ?」など、不安になるようなキーワードは特に出てくることはなく、割とあっけなく終わりました。

先に書いたとおり、麻酔注射はやっぱり痛かったのと、打ってから感覚が無くなるまでに結構時間が掛かったので、そこだけはちょっと焦りましたが。

術後の経過と日常生活

「いつ麻酔が切れて痛くなるんだろう?」と心配していましたが、冒頭に書いたとおり、今のところそれほど痛みは強くありません。

但し、指先を下に向けると、少し痛みが増します。出血するといけないので、普段は患部を心臓より上の位置に保つように言われています。

退院して、「左利きでも、意外と普段無意識に右手を使っていた」ことに気づきました。箸やペン以外に、ハサミや調理家電、トイレのペーパーホルダーの位置などなど…右利き用にデザインされているので、無意識にそれを受け入れて使っていたようです。

というわけで、現在、何をするにも今までの倍かそれ以上時間が掛かるようになっています。

そのうち慣れるんでしょうか?