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名古屋のITインフラ屋さんです。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

Developers Summit 2016 Kansai (9/16) その2

その1の続きです。

 

エンジニアの教育と成長についての課題と、組織で行っていること(大西 康裕さん/江草 陽太さん)

speakerdeck.com

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はてなさくらインターネットのお話です。全体的に感じたのは、「ベンチャーとして創業して15~20年ぐらいの会社でも、日本の企業である以上、やっぱりベースとなる文化や課題、悩みどころは旧来型の企業とほとんど同じ」ということでした。

報連相の話も出ましたが、私の地元には「報連相禁止」という、変わったルールがある製造業の会社があります…「まずは自分で考えるクセを付ける」という意図であって、「絶対に報告・連絡・相談してはいけない」ということではないと思いますが。

そういう会社と比べると、2社ともベースとなる思想や文化は結構「常識的」なのかな、と思います。改善策も結構「まっとう」な感じがしました。

旧来型の企業と違うところは、やっぱり「改善への取り組みのスピード感」でしょうか。

また、はてなは「アウトプット重視」というのが印象的でした。私も、過去に色々なブログ記事等に何度もお世話になってきたので、「少しだけでも恩返ししよう」と思って、最近ようやくレベルの低いアウトプットを始めたのですが、継続するのは大変です…。賛同して一緒にやってくれる同僚もいませんし…。

さくらの江草さんは、入社2年目で執行役員ということで、どんな方だろう…と思っていたのですが、田中社長と同様、10代で起業を経験されているんですね。

 

生涯エンジニアというマインドを活かしてYahoo!天気アプリを成長させたPM手法(湯澤 秀人さん)

www.slideshare.net

テーマは「開発プロセス」ですが、タイトルから想像できるように、半分(以上?)「エンジニアの生き方」と言っていい内容でした。

エンジニアとして生涯プレーヤーを続けるのかマネージャーとなるのか、悩む方も多いと思いますが、一つの例として参考になると思います(どっちも頑張ろう、と思ったら、かなり頑張らないといけないですね)。

強い自信を感じる話しぶりが印象的でした(もちろん、良い意味で)。

 

SIerの中で技術を大切にする生き方とその舞台裏(熊谷 宏樹さん)

ユーザ企業側の人間として、誤解を恐れずに言うと、SIerにはあまり良い印象を持っていませんでした。もちろん、今お付き合いのあるSIerさんの担当者は頑張ってくれているのですが、そもそも、サーバやネットワークを自分自身で設計・構築・管理しなければならなかったのも、私が新入社員当時に主にお願いしていたSIerさんが「まともな設計・選定・構築ができなかった」からでした。

SIerさんが入れた「サーバが数台買える値段の○○」が1週間持たずにダウンする一方、「退役」したPCに、その辺で数千~1万数千円で調達してきたボードを増設し、Linuxを入れて自分で立てた同等の機器が、何か月たっても動き続ける、という笑えない現実が…。当時はネットワークそのものが「毎日のように障害発生」状態で、それに半分キレて、こちらで設計・機種選定して「この機種を持ってきて。設定はこっちでやるから」なんてことをやったのを覚えています(今から考えると、上司もよくそんな無茶を許してくれたものです)。

もっとも、そのおかげで、それなりのスキルを身に着けることができたので、そのときのSIerさんには、むしろ感謝しないといけないのですが。

 

…本題からずれてしまいました。

SIerさんの中には、何だかんだ言っても実力のある方や、「やる気」のある方もいらっしゃるんだな、ということが再確認できて、ほっとしました。

わかってはいましたが、私が新人時代に「酷い目」にあったのは、うちの会社(グループ)が、当時のSIerさんにとって「オイシイ」規模の顧客でなかったから、というのが実情だったのでしょう。

思い返してみると、当時付き合いのあった別のSierさんの中には、「オイシイ」「オイシクない」は度外視で、かなり親身になって対応してくださった方もいらっしゃいました。