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名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

第19回ビジネス会計検定試験 2級受験(9/4)

こちらで予告していたとおり、本日、ビジネス会計検定試験の2級を受けてきました。

ビジネス会計検定試験とは

財務諸表の構造についての知識や、財務分析の能力を問う検定試験です。

先に受験したビジネス実務法務検定試験東京商工会議所主催でしたが、こちらは大阪商工会議所主催です。ビジネス実務法務検定試験のような、変なおじさんキャラはいません。

内容は基礎的なものが中心です。3級は個別財務諸表(企業単体)の分析がメインでしたが(といっても私は受験していないので詳しくは知りません)、2級は連結財務諸表(企業グループ)の分析がメインです。

銀行業務検定協会主催の財務3級と同程度のレベルの試験のようですが、財務分析問題の比率は、こちらのほうが高いようです。

今回の内容

前回試験は大問5問でうち2問が理論(知識)問題、3問が分析(計算)問題でしたが、今回は大問が4問に減りました(理論2、分析2)。

小問は計50問でしたので、前回と変わりません。

レベルはそれほど高くなかったようですが、分析問題の資料ページ(財務諸表等が記載されているページ)がそれぞれ5ページ分ありましたので、昨年よりさらに増えました。

資料ページはミシン目で切り離して使うことができるようになっています。私は、切り離すと行方不明になりそうなので、できるだけ切り離したくないタイプなのですが、さすがに大問1問あたり5ページもあると、前後のページへの行き来が大変ですので、やむをえず切り離して使うことにしました。

試験中、隣席の受験者が、小声で何やら独り言をブツブツ言っていたのですが、電卓をたたくときや消しゴムでマークを消すときに机を大きく揺らされることがなかったので(日商簿記2級受験時は隣席の受験者がそういうタイプだったので困った)、大きな問題はありませんでした。

模範解答は、公式Webサイトでは公開されないようなので(受験者には、結果とともに約1か月後に郵送されます)、TAC資格スクエアが出している解答速報を参考にすることになりそうです…が、前回と違って資格スクエアでは事前予告がなかったので、もしかすると今回は出ないかもしれません。

受験後、さらっと確認したところ、少なくとも3問間違えたことが発覚。

満点合格者に送付される記念品をゲットする権利は早くも消滅しました(満点を目指せるほど事前勉強はできていなかったのですが…)。

9/5 21:15追記:さらに2問間違えていることが発覚しました…。

9/6 19:55追記:TACと比較したらあと2問×。「1年以内返済予定の長期借入金」を見落としていました。ただ、貸倒引当金はB/S資産項目の控除として表示されているので「増加」ではないかと…まだ他に見落としているのかな…。もやっぱり見落としていました…。

さいごに

今回、学生さんらしき受験者がちらほらいたのですが、大学で会計を学んでいる経営学部や商学部などの学生さんや、商業高校を出て就職したばかりの方には、ちょうどお勧めできるぐらいのレベルの試験でした(ちなみに、私はITインフラの仕事をしていますが、経営学経営学科卒です)。

本格的に財務分析を行うとなると2級レベルではちょっと物足りないので、2級合格後に1級を目指すのが良いかもしれません。

分野は違いますが、1級の難易度は、高度情報処理技術者試験とさほど変わらないようです。日商簿記やビジネス実務法務の1級よりはイケそうな印象です。

おまけ

とりあえず、自分の解答を載せておきます…(すでに間違えていることが判明しているものは太字で示しておきます)。

Ⅰ 4 2 4 1 2 2 3 1 3

Ⅱ 2 4 5 4 4⇒1 5⇒1 4 2 3⇒2 1

Ⅲ 3 4 3 1 1 1 4 2 4 1 1 2 3 1 1 3

Ⅳ 5 4⇒3 4 2 4⇒5 4 2 4 1 4⇒3 3⇒4 4 1 3 3

さて、あとどれぐらい間違いがあるでしょうか…。

自信があるわけではないので、あまり信用しないでください。もう少し待てば、TACの解答速報も出るはずです。出ました。

あらためて見直してみると、この試験、分析問題(Ⅲ・Ⅳ)のなかに、理論問題(Ⅰ・Ⅱ)のヒントが、いくつか含まれてますね…Ⅱの問6なんて、Ⅲの資料4を見てから解けば、間違えなかったのに…見直しているときに気づいてなかった…。