構築中。

名古屋のITインフラお守り係です。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

Koretteサポーターズ

という会?に参加してもうすぐ1ヶ月。

Koretteとは、

korette.fun

のことで、少し前にQiitaの

qiita.com

でバズった、Hirozさんが個人開発・運営されているWebサービスです。

東京都オープンデータアプリコンテストでも、入選・表彰されました。

東京都オープンデータアプリコンテストの作品発表会・表彰式を開催 | 東京都オープンデータカタログサイト

ただ、個人開発であり「本業の傍ら」で活動されているのでなかなか1人では思った通りの活動ができない…ということで、開発・運営等のサポートをするメンバーとして募ったのが「Koretteサポーターズ」というわけです。

 

このWebサービスは、Azure・WindowsC#SQL Serverで開発・運用されているため、AWSLinuxJavaMySQL(Aurora)な私とは、何一つ要素技術が合っていません。そのため、現状では、ひたすら個人でクイズを投稿する、という活動に(ほぼ)専念しております。

が、セキュリティもネットワークもデータベースも基本は同じなので、GWを利用してちょっとコードなどを眺めてみようかと思っています(まあ、聞いている限りでは致命的なセキュリティホールはなさそうですが、DB問い合わせなどはもしかすると非効率なものもあるかもしれません)。

 

サービスとしては…βテスト中とQiita記事がバズった頃はそれなりのアクセスがあったようですが、現状は、ちょっと苦戦しているようです。

特に検索流入がかなり少ないので(クイズ形式なのでキーワード検索にはちょっと不利な面もある)、「クイズを解きたい/作りたいユーザ」(特に後者)に十分アプローチできていないことが見て取れます。

今、「活動」としては「せっかく来てくれたユーザがクイズ投稿をあきらめない」ような改修や機能向上を進めることが中心になっていますが、アクセスしてくれるユーザの「母数」も増やす必要があるので…どこにエネルギーとリソースを配分するのが良いのか、バランスが難しいところかな?と個人的に思っています。

 

ともあれ、自分で苦労してWebサービスを開発したわけでもないのに、サービスの運営の一部をあれこれ考えながら経験させてもらっているのは、ありがたいことだと思っています。

 

ただ…やっぱり「クイズを投稿してくれる人」も「解いて遊んでくれる人」もまだまだ少ないです。

GWの旅行先、ちょっとした立ち寄り先になりそうなスポットのクイズもありますので、興味がある方、是非、サイトを訪れてください!

https://korette.fun/

技術書典4の戦利品の感想・その3

hmatsu47.hatenablog.com

の続き、ラストです。

 

フロントエンド中心ですが、普段どちらかというとバックエンド/基盤を中心に触っている身なので、「ガッツリ読む」というより「ほどほどに眺めておいて必要な時に参照する」という意図で買ったものです。

 

現代Webフロントエンドパターン(中島滋さん)

フロントエンドの本ですが、イラスト等のない硬派(?)・シンプルな装丁・内容です。デザインパターンの本なので、パターン毎に代表的な技術と文脈、問題・制約と解決方法、関連パターンが示されています。解決方法とともに「筆者の好む技術」が示されているのが良いです。非常に簡潔に示されているので、前提知識が足りない身には行間を読むのが少し難しいですが。

 

IE11以上対応できもちよく書くCSS(吉川雅彦さん)

「IE11」というワードに惹かれて(?)買いました。IE11、一般消費者向けとしては完全に死んでますが、業務システム向けにはまだ完全に現役(?)です。割り切って内容を絞ってあるのがポイントです。網羅的なリファレンス本は書店に並んでいますが、辞書的に使うとき以外には読む気にならないので(そういう目的で書かれているので正しい使い方ではありますが)。

 

jQueryであと10年戦うための本(カウプラン機関極東支部さん)

中身は「jQueryだって複雑なアプリ作れるもん!」です。買ったときに中身とカバーを別々に渡されてちょっと戸惑いました。表紙のタイトル/サブタイトルや文言と比べて中身はとても真面目に書かれています。私もjQuery現役な現場にいるので(今、自分で触ることはあまりないですが、その昔jQueryへの切り替えのきっかけを作った張本人が私だったりする)、10年持つかどうかはわかりませんが、あと5年ぐらいはお世話になりそうです。

 

技術同人誌を書こう! 17p.お試し読み版(親方Projectさん)

会場を歩いていていただきました。帰ってから初めて「お試し読み版」だったことに気づきましたが、さすがに今同人誌を出版するつもりはないので(エネルギーが足りないので死んでしまう…)、「読み物」としてありがたく読むことにします。

 

なお、今回はVue.js関連の本を現地で買うのをあきらめて帰ってきましたが(それでもまだ首・肩痛が酷い…)、BOOTH等で取り扱いがあるようなので、そちらで漁ってみる予定です(それ以外にも買い忘れた本がBOOTHで見つかったのでホッとしているところ。良かった)。

 

技術書典4の戦利品の感想・その2

hmatsu47.hatenablog.com

の続きです。

 

WOWHoneypotのあそびかた(@morihi_socさん)

ハニーポットの遊び方の本です。ハニーポットというと、管理が難しそうなイメージを持っていましたが、サーバ側・低対話型のものなら意外と簡単にできそうなことがわかったのが収穫です。ログ分析ではELKを例に挙げていますが、「ELK」と書かれているので5系用かと思ったら、grokパターンは6系(Elastic Stack)でも行けそうな気がします。あとは植える場所をどこにするか…(自宅NW、無駄にたくさんL2/L3SWがあるので何とかなるかも)。

 

俺らの愛したセキュリティ(セキュア旅団の皆さん)

セキュリティ本はいくつか出ていて、全ブース買いたかったのですが資金と重量の関係で諦めて、先ほどの本とこちらの電子書籍をチョイスしました。特に読みたかったのが第3章のBeyondCorp by Google。どこかでこの話を見かけて気になっていました。まだ読めていませんが、特権イントラネットVPNもやめる新しいアプローチの目的や意図などを日本語で読むことができることに感謝です(原文読めよと言われそうですが)。

もちろん、はかの章も気になるので後でちゃんと読みます。

 

ニッチ技術への招待(味噌煮研究所さん)

第Ⅰ部のGitリカバリのマニュアルのために購入。あまり役に立ってほしくはないのですが、いざというときに役に立ちそうです。チートシートが便利そう(さすがに取り外しはできません)。

PCを触り始めて間もないころからマシン語のコードを方眼紙に書いていた身としては(アセンブラは高くて買えなかった)、第Ⅱ部のD言語も、低レイヤの話が出てきて面白そうです。

 

構造化と性能の間をGolangで攻める技術+Web Worker活用技術(74thさん、こばたくさん)

構造化による性能面への影響(コスト)がどの程度になるのかを探っていく内容となっています。…とわかったように書いていますが、ちょっと注意して読まないと消化・理解できないかも…?(明日の朝、通勤中に読む予定)。読み始めて、「この手の『コードの書き方と性能の関係』を探る話、昔のPC誌とかWeb記事とかでたまにあったやつだ」というのを思い出し、ある種の懐かしさを感じました。

第Ⅱ部はクライアント(ブラウザ)サイドの話で、こちらはこちらで面白そうです。

 

(その3へ続く)

hmatsu47.hatenablog.com