構築中。

名古屋のITインフラ屋さんです。ITイベントへの参加記録などを残していきます。

JAWS-UG名古屋 AWS勉強会 2018年新春LT大会(2/16)

参加してきました。

jawsug-nagoya.doorkeeper.jp

「Code系サービスのセッション」とありますが、Code系の話は1つだけでした(それも、結局当初予定していたことまではできなかった、という話)。

 そのため、個々のLTについて分けて記すことはやめておきますが、

  • 関西からのLT参加がお2人
  • 会場を貸してくださっているアイレット(cloudpack)の方がお2人(1人は↑と重複)
  • 先日のAlexa Dayで登壇された伊東さん(オランダ在住)がリモート参加

という形に。

内容としては、

  • サーバレスで構築するチャット系ボットの話が2つ(LINEとSlack)
  • 会社の受付の「いおたん」(←ここだけ固有名詞)を少しずつバージョンアップしている話
  • Code系サービスで静的コンテンツををS3に継続的デプロイをしようとして、S3へのデプロイがサポートされていなくて困った話(EC2からs3syncならできるけど…)
  • Alexa Dayのre:Capと開催までの振り返り話(+オランダのDC内をうろつきながらリアルタイム中継)

で、最初の2つ以外はテーマがバラバラで、これはこれで面白かったです。

後の予定があったので懇親会には参加できませんでしたが、次参加するときは3回目になるので、そろそろ懇親会にも顔を出そうかと思っています。

IT訴訟とパブリッククラウド移行

最近、IT絡みの訴訟が話題になっていますが、それについては専門外ということもあって特に語れることはありません。

ただ、そのような話題が出て、ふと心配になったことがあります。

それは、「大規模パブリッククラウド移行案件でCIerが訴訟に巻き込まれて潰れたりしないか」です(まあ、こっちの話も「専門外」の「素人の余計な心配」ですが)。

 

ちょっと前まで、パブリッククラウドといえばWebの新規サービスでの利用が中心でしたが、最近は既存システムの移行案件が増えているようです。

私の勤務先でも、中小規模ですが昨年オンプレ環境からの移行を行いました。

現在も、大手ユーザー企業で大規模な移行案件が進行中、という話をいくつか聞きます。

心配なのは、

パブリッククラウド移行案件で、CIerが従来のSIerと同じ範囲をカバーしてくれるものと『勘違い』したユーザー企業が『債務不履行だ』と言ってCIerを訴え、裁判所も過去のSIer判例を準用してしまう」

ということが起きないか?です。

 

システム移行におけるSIerとCIerの立場とカバー範囲の違いについては、近畿大学の事例がWeb上の記事にも紹介されています。

ascii.jp

(2ページ目へのリンクですみません。)

 

ユーザー企業がきちんと理解して発注すれば問題はないのですが、「SIerは移行に関わることを拒否した。だからCIerになんとか頑張ってほしい」と言って丸投げする事態になるのが怖いです(基本的には受けないはずですが)。

私の勤務先の場合は、SIerがアプリケーションの開発やミドルウェアの構築にノータッチだったこともありSIerにお願いする事項は特になかったのですが、自社開発のアプリケーションやそれを使うのに必要なミドルウェアの知見はユーザーである自社のほうが当然多く持っていたので、ミドルウェアの代わりに使うマネージドサービスの設定なども、CIerに投げることなく基本的には自社で対応しました。

つまり、「CIer主導での移行」にはなりませんでした。

これについては、直接移行に携わった私自身は「ある意味当然のこと」と受け止めているのですが、細かい事情を知らない上層部は「プロのくせに対応が不十分だ」「以前のSIerはもっと頑張ってくれた」という不満を持っているようです。

そういうこともあって、これからパブリッククラウドにシステムを移行するユーザー企業(の上層部や担当者)が、オンプレ時代のSIerと比較して「CIerがまともに動こうとしない」と不満を持つのではないか、ということを危惧しているわけです。

 

もちろん、CIerも「アプリケーションのことは手を出しません」など、「できないものはできない」という「予防線」はしっかり張っています。裁判所も(少額訴訟を扱う簡易裁判所を除いて)「形式的に判定」ではなく「個別事情を考慮」するのが普通なので変な判決は下さないと思いますが、「万が一」ということもあります。CIerも人手不足なので対応に隙が生まれる可能性もあります(というか実際、結構隙だらけです)。「最強の法務部」も持っていないでしょうし。

大手で本業がSIerであるN社やT社ならともかく、資本も人も少ない専業CIerが敗訴すれば、いとも簡単に潰れてしまいそうです。

というか、最終的に敗訴しなくても、戦い続けている間相当の「体力」を裁判に奪われることになり、それが原因で潰れてしまうことも考えられます(エンジニアも「沈むかもしれない泥船」からは逃げたいでしょうし)。

我々「既存のユーザー企業」は、取引先のCIerが潰れてしまうと大騒動になります。

 

「時代の変化についていけない人」はどの世界にも相当数いるはずなので、変なことにならないのを祈るばかりです。

怒る上司

上司シリーズ第二弾?ではないですが、Twitterのタイムラインを見ていると、「定期的」と言っていいほど「鉄板ネタ」として、

「怒る上司はクソ上司」

のようなTweetが流れてきます。

Tweetする人によって、「常に怒っている上司」のことだったり「他の人にはそうでもないのに自分にばかり怒る上司」だったり、「一度でも怒った時点で『クソ』認定」だったりしますが、最後の「一度でも怒った時点で」は、リツイートやリプライで必ずと言っていいほど出てきます。

「常に怒っている」「怒りに任せて人格攻撃する」などは論外ですし、立場が上であることを利用して「一切の反論を認めない」のも大いに問題はあるでしょうが、そうではなくて、ただ単に「怒る」だけのことが、はたしてそんなに問題なんでしょうかね?

 

確かにその時の場の雰囲気は悪くなるでしょう。立場が上の人が怒れば、下の人が何かを言いづらくなるのもわかります。でも、「何があっても怒らない」「感情の起伏を表に出さない」「常に仏様のように微笑んでいる(アルカイックスマイル?)」というのは、むしろ気味が悪くないですか?

上司であっても「嬉しいときは喜び、集中しているときは真剣な表情で、どうしても腹が立ったときには怒り、まれに寝不足などで集中力がなくなったときばボーっとしている」ほうが人間らしくないですか?(そして怒った後には「ごめん、言い過ぎた」と謝る人もいれば、口には出さないけれど傍目に見てバツが悪そうだったり、明らかに「反省」している雰囲気の人もいたり)。

 

「一度でも怒った時点で『クソ』認定」する人は、はたして自分の部下や後輩として、無気力だったりやたらと不注意でミスばかりしたり、調子に乗って自分をバカにしてくるようなヤツがやってきたときに、怒ることなく「温かく見守る」「粘り強く指導する」ことができるのでしょうか?

とても、そのように「心に余裕がある」状態には思えないのですが(かといって「相手にせず受け流す」のも上司・先輩として正しい対応か?)。

自分より立場が上だろうが下だろうが、「人間だから正しくない行動をすることもある」わけで。

 

最近流行り?のポリコレ問題に限らず、上司だ部下だといった身近な問題に対しても、「0か100か」のような反応がちらついて見えると、それを口(文字?)にする人の余裕のなさを感じます。

 

もうちょっとユルく構えていたほうが、気楽でいいんじゃないですか?